青春映画の金字塔と言われるように、子供から大人になる多感な時期の登場人物が多い「スタンドバイミー」ですが、今回はそんな不安定な役を見事に演じきった主人公と、一緒に冒険した3人の子役たちとその後についてご紹介したいと思います！
スタンドバイミー子役の現在 【ゴーディ役 ウィル・ウィートン】
スタンドバイミーのゴーディ
（出展元:https://image.middle-edge.jp）
役の本名はゴードン・ラチャンスいい、回想シーンでは12歳となります。「スタンドバイミー」の主人公で、性格は真面目でおとなしく、物語を作る才能があります。
優秀な兄が事故で亡くなり、その日から親は不出来なゴーディ冷たい態度を取っていき、自らに劣等感を抱いてしまいます。
スタンドバイミーのゴーディその後
長所である文学の才能を開花させ、現在は作家として活躍し、また結婚して子供を2人もうけ、幸せな家庭を築いています。
ゴーディ役 ウィル・ウィートンの現在
（出展元:ウィキペディア「2020年 リッチモンドのコミコンにて」）
現在の年齢は48歳で、最近では俳優業の他に、作家や声優などマルチに活躍しているとのことです。
特に「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」という番組では、10年にわたり本人役として定期的に出演しています。
昔のかわいい容姿とは打って変わり、ひげもじゃ姿が目立つようになり、いじられたり自虐ネタに走ったりと、コメディな一面を見せる愛されキャラとなっています。
また、プライベートではアン・プリンスと結婚し、2人の子宝に恵まれています。
偶然かもしれませんが、ゴーディのその後と同じ、「作家になり、結婚と2人の子供に恵まれる」というところになぜか運命を感じますね。
ゴーディ役 ウィル・ウィートンの評価
1980年からCMなどに出演し、その後舞台やドラマで活躍した実績で抜擢されました。
芸歴も14歳でありながら6年と長く、安定感のある演技だと聞きます。
なお、この作品がきっかけで、翌年1987年から4年間にわたり、『新スタートレック』のテレビシリーズの主要メンバーとして出演しました。
スタンドバイミー子役の現在 【クリス役 リバー・フェニックス】
スタンドバイミーのクリス
（出展元:https://rr.img.naver.jp）
役の本名はクリストファー・チェンバーズといい、頭脳明晰で4人のリーダー的な存在になります。また、アルコール依存症の父親と不良の兄がいる家庭環境に嫌気がさし、人生を悲観的にとらえている側面もあります。
スタンドバイミーのクリスその後
今作の冒険の件以降、奮起し大学に進学。晴れて弁護士となりましたが、ある日レストランで2人の客の喧嘩の仲裁に入ったところ、ナイフで喉を刺され死亡しました。
また、原作では法学部の学生時代にナイフで刺されて死亡しています。
クリス役 リバー・フェニックスの現在
（出展元:https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net）
「スタンドバイミー」の演技で注目され、以降様々な映画やドラマに出演します。1988年には『旅立ちの時』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど順風満帆なキャリアを形成していきます。
しかし、1993年薬物の過剰摂取により23歳の若さでこの世を去りました。
クリス役 リバー・フェニックスの評価
今作出演時は16歳になります。
リバー・フェニックスは、1985年に『エクスプロラーズ』で初の映画出演を果たし、翌年今作のクリス役に抜擢されています。なお、芸能界に進んだきっかけは母親がテレビ局で働いてたからだといいます。
「スタンドバイミー」ではタフな役回りでしたが、それ以降は悩める青年役が多かったリバー・フェニックス。自身も不良というレッテルに悩まされながらも、最期までタフさを忘れず、輝き続けていたことでしょう。
スタンドバイミー子役の現在 【バーン役 ジェリー・オコンネル】
スタンドバイミーのバーン
（出展元:3.bp.blogspot.com）
役の本名はバーン・テシオといい、小太りの少年で、性格は臆病で少しノロマなうっかり物です。兄から死体の話を盗み聞きし、ゴーディたちに話を持ち掛けるという、今回の死体探しの冒険のきっかけを作りました。
スタンドバイミーのバーンその後
冒険の後、若くして結婚。4人の子宝に恵まれながら材木場で働いています。
なお、原作では学生時代にアパートの火事で死亡しています。
バーン役 ジェリー・オコンネルの現在
（出展元:https://kaigai-drama-board.com/posts/20068?post_type=gallery&media_id=229435&num=31「Astrid Stawiarz / GettyImagesによる写真」）
現在47歳で、「スタンドバイミー」出演後、ブルワーカーを始めたことがきっかけで、現在はアクション映画に出演するほどに、細く筋肉質な体系になっています。
「スタンドバイミー」出演後、しばらくは学業に専念しており、その間はフェンシングの選手として活躍していたとのことです。
プライベートでは、2007年7月14日に女優のレベッカ・ローミンと結婚し、翌年双子の女の子が誕生しています。
バーン役 ジェリー・オコンネルの評価
10歳でCMに起用され、11歳の時に今作で映画初出演をしています。
その時の演技が評価され、一旦学業に専念するまでの間にも映画に出演。
その後2004年に、映画『ホワイト・プリンセス』で脚本とプロデュースを手掛けたり、最近ではテレビドラマや声優など幅広く活躍しているとのことです。
スタンドバイミー子役の現在 【テディ役 コリー・フェルドマン】
スタンドバイミーのテディ
（出展元:https://images.hellogiggles.com）
役の本名はセオドア・ドチャンプといい、大きな眼鏡をかけた少年です。
父親は、かのノルマンディー上陸作戦に参加しており、父親のことを尊敬しています。しかし、父親はそのことで精神を病んでおり、テディは日常的に虐待を受けています。
スタンドバイミーのテディその後
虐待を受けてもなお父親を尊敬していたこともあり、軍隊の道に進みます。
しかし、目と耳が悪いことでその道を断念。以降は刑務所に服役し、出所後は臨時雇いとして働いています。
なお、原作では公共事業団に就職した後、飲酒運転の末に交通事故を起こして死亡しています。
テディ役 コリー・フェルドマンの現在
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現在は49歳になります。俳優の他にプロデューサーや作曲家としても活躍しています。
今作以降は『ロストボーイ』や『メイフィールドの怪人たち』などに出演しましたが、10代の辺りで薬物に手を出し、映画出演の機会は遠のいていたとのことです。
また最近では、子役時代に児童虐待を受けていたことを告白し、そのドキュメンタリー映画も後に公開されました。
テディ役 コリー・フェルドマンの評価
1979年に『タイム・アフター・タイム』で映画デビューを果たし、1984年には当時ブームになっていた「ジェイソン」で有名な『13日の金曜日・完結編』のトミー役に抜擢されています。
そして1985年に『グーニーズ』に出演。個性的なキャラクターとして高い評価を受けていました。
今作でもその存在感をいかんなく発揮しており、主人公グループの中ではリバー・フェニックスと並んで注目を浴びていました。
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