APPLE AirTag(エアタグ)の発表が2021年4月20日（日本では4月21日）にありました。AirTag(エアタグ)をiPhoneアプリと連動させ、紛失したものがどこにあるのかを探してくれます。
世界中のiPhoneが連動して探してくれるので、紛失しそうなものに付けておけばどこにあるかがわかりますね。では、具体的にはどんな使い道があるのでしょう？使い方と使い道を考えてみました。
AirTagとは何？
AirTagは「忘れ物防止タグ」というappleの商品です。Appleの「探す」アプリで持ち物を追跡して見つけだすのに役立ちます。バッグや鍵などに取り付けて、iPhoneを使った世界中の「探す」ネットワークを利用して、紛失した物を見つけだすします。
AirTagとスマホが10メートルを離れると（Bluetoothの電波が届く範囲外）、AirTagが音を出して置き忘れ防止を警告します。
また、10メートルを超えると、今度は他人のiPhoneを介して、AirTagのある位置をお知らせし追跡が可能です。
apple AirTag(エアタグ)の値段、大きさ
AirTag(エアタグ)の価格は1つ3800円（税込）で、4個パックが1万2800円（税込）です。
大きさは『直径31.9ミリ、厚さ8.00ミリ、重量は11グラム』です
500円玉より少し大きいサイズですから、どこにでも連れていけますね。
AirTag(エアタグ)の電池寿命
AirTagの電池寿命は普通に使っても1年は持ちます。
そして、電池交換は自分でできます。
電池は「ＣＲ２０３２」というコンビニでも手に入る一般的なものです。
交換するタイミングになればiPhoneに通知されるので、うっかり電池切れも防げます。
AirTagの使い方
使い方はとっても簡単です。iPhoneとAirTagを近づけるだけで、簡単にペアリングができ、セットアップが完了します。あとは鍵やバッグにAirTagを入れておくだけ。
Air Tagがユーザーから離れるとiPhoneに通知が来ます。iPhoneに「探す」というボタンが表示されるので、タップするとAir Tagの位置をお知らせしてくれます。
「探す」アプリを使ってAirTagを探索するとAirTagから下のようなビープ音が鳴ります。
AirTagを付けた鍵などを紛失した時は、「紛失」モードに設定します。すると他人のスマホが失くしたAirTagに近づくと持ち主に連絡方法が記載されたメッセージが表示されます。このスマホはNFC対応のスマートフォンであれば検知するので、Androidスマホが見つけてくれるかもしれません。つまり、多くのスマホが紛失物を見つけてくれるわけです。
AirTagの対応機種は？古いiPhoneは？
AirTagの対応機種は、iPhoneになり、android機種では使えません。また、iPhoneでもiPhone11の世代以降となります。
iPhone 11
iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
iPhone 12、iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max
iPhone 11以降に搭載されているU1チップを使って、AirTagのお知らせをするからです。
AirTagを使うには、iOS 14.5以降のiPhone、iPod touchか、iPadOS 14.5以降のiPadが必要です。この14.5は2021年4月26日の週に配信されます。
それではAirTagの使い道を考えてみましょう。
AirTagで、鍵を探す
AirTagにはappleから様々なアクセサリが発売されています。上の画像の「Belkinキーリング付きセキュアホルダー」はキーホルダーで、1580円（税込）です。
AirTagはおしゃれなので、鍵に付けても違和感ないですね。ついうっかり置き忘れた鍵を、家のどこかに置いてしまったり、ソファの奥にもぐり込んでしまっていた事は誰でもあるかと思いますが、iPhoneアプリを操作すれば、AirTagの内蔵スピーカーの音を鳴らせることができますよ。
AirTagで、バッグ、財布を探す
AirTagは約３センチ四方、８ミリの小ささです。バッグの中に直接入れたり、キーホルダーやループを付けておくと、「あれ？どこ？」と思った時に便利ですね。
AirTagを財布に入れる時の注意点
AirTagを財布の中にそのまま入れようと思っている方には、注意があります。AirTag自体に磁石があるため、クレジットカードやキャッシュカードの磁気ストライプに影響が出る可能性があります。
今のクレジットカードはICチップで読み取るので大丈夫ですが、キャッシュカードは昔のまま磁気で読み取る機器が多く、磁気の影響を受けることがあります。財布のカード入れが磁気防止になっているタイプを選ぶか、カードに触れないように、AirTagを外側につなぐキーチェーンにつなぐ方が安心ですね。
駐車場で車を探す
AirTagを車の中に置いておいて、駐車場で車を探す時に使います。イオンやコストコなどの巨大ショッピングセンターで自分の車をどこに置いたかわからない、なんて経験ある方も多いと思います。AirTagを置いておくと、しっかりと覚えていなくても大丈夫です。
AirTagを自動車の盗難対策に
自動車の盗難被害対策に、AirTagを置いておくのはどうでしょうか？特に盗まれやすい車種に載っているオーナーは検討する価値があります。AirTagは近くにあるものだけではなく、遠くにあるタグも他のiPhoneがネットワーク連動して場所を特定してくれます。
AirTagを自動車、オートバイの盗難対策に
自転車やオートバイの方が自動車よりも盗難被害リスクがあります。AirTagを自転車のサドルやバイクにくっつけて置くのはどうでしょうか？高級な自転車は盗まれやすいですよね。保険と思ってAirTagを忍ばせておけば、取り戻すことができるかもしれません。
AirTagで、認知症の徘徊老人がどこにいるか探す
AirTagを人に持たせておくと便利なことがあります。痴呆症の徘徊老人のいつも持って行きそうものにAirTagを付けておきます。
もし、どこかに行ってしまった場合は、AirTagで探すことができますね。
AirTagを子供に持たせて、迷子、防犯対策
AirTagを小さなお子様に持たせておくと、迷子の時、防犯対策ができますね。迷子になっても、すぐにどこにいるかわかるのですから安心です。
AirTagは目標まで「あと何メートル」「そこを右です」など正確に誘導してくれます。
お子様の防犯用にGPSを持たせている親御さんもいますが、レンタルで年間4万円ぐらいする商品が主流ですから、お値段迷っていた人もAirTagを選択したらどうでしょう？
浮気対策にAirTag
ちょっと怖い使い方ですが、旦那や彼女に持たせておくと、どこに行っているのかわかるのでパートナーをしばることができますね。持たされてる人は、どこに行ってるのか言い訳できません汗
こっそりバッグのポケットに潜り込ませて、浮気調査も・・・。
猫、犬の首輪にAirTag ペット用アクセサリも
猫や犬などのペットの首輪にAirTagを付けておくと、どこか行ってしまった場合に便利ですね。外猫はふらりと姿を消して、どこに行ったのか飼い主さんは不安になりますが、AirTagがあれば少しは安心感を感じるのではないでしょうか？
AirTagで、ペットは探せる？
AirTagをペットの首輪に付けてペットの迷子対策に、と提案しましたが、どこでも放し飼いにして良いという話ではありません。人口密度が低く、スマホを持っている人が少ない山や森などでは、ペットがどこかへ行ったか見つけることが難しいでしょう。つまり、AirTagでペットを探すのは都会の方が向いていて、田舎では見失う可能性が高いと言えます。
AirTagのペットの首輪アクセサリ
そんなAirTagを取り付けるペットの首輪アクセサリが登場しました。犬用の首輪です。
「FollowPaw AirTag Collar」という海外のサイトで販売を予定しているもので、価格は47.95ドル。
FollowPaw AirTag Collar：https://www.followpaw.com/products/followpaw-dog-collar?variant=35144527184029
また、こちらのアクセサリと組み合わせれば、今のペットの首輪にも取り付けれそうですね。
AirTag用の首輪は、appleのAirTagアクセサリ販売サイトにはありませんでしたが、そのうち他のメーカーも参入しそうですね。また、見つけ次第お知らせします。
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