「ひぐらしのなく頃に卒」が2021年7月1日より放送されます。今回は第１話、２話のネタバレ感想をまとめました。
「ひぐらしのなく頃に卒」１話、２話のあらすじ
都心から遠く離れ、色濃く残る自然に囲まれた集落──雛見沢村。
かつて、ダムの底に沈むはずだった村は、
今もなお昔と変わらない姿で、
転校生・前原圭一を迎え入れる。都会で暮らしていた圭一にとって、
雛見沢の仲間と過ごす賑やかでのどかな生活は、
いつまでも続く幸せな時間のはずだった。一年に一度行われる村の祭り、綿流し。
その日が来るまでは…。昭和五十八年、六月。
ひぐらしのなく頃に。日常は突如終わりを告げ、
止まらない惨劇の連鎖が始まる──。
「ひぐらしのなく頃に卒」１話、２話のネタバレ、感想
梨花のニパと言って笑う姿に懐かしさを感じたけどレナがいきなり不穏な事を口走るから始まったと実感しました。学校では圭一にイタズラを仕掛けていたり、ゴミ山に一緒に行ったりと楽しそうに過ごしているのは田舎の風景という感じで微笑ましいです。
レナが家に帰るとお父さんが女の人の所へ出かけてしまうのが嫌みたいで、また不穏な事を言って目が怖いです。沙都子がレナに静かに語りながら注射するのが怖いし、赤い目が恐怖を煽って何が起きるのか怖いですね。
レナは父親がまた外出して女の人の所へ行っていると分かると部屋を家探しして貯金からお金が引き出されているのを見つけショックを受けていたのは可愛そうでした。お母さんと離婚した時に敵がいると認識して自分が頑張らないといけないと追い込まれてしまったのも可愛そうでしたね。
お父さんを探しにお店に向かい入った喫茶店で相手の女性が父親をカモにしている事が分かって敵認識したようで焦点の定まらない目と首を血が出るほど掻きむしる姿が怖かったです。
レナはホームセンターで色々と買い込んでいるけど物騒なものばかりで怖い、異変に気づいた沙都子は静かに見ていたのも不気味でした。お父さんが入れあげている女性リナが家に来て上手いことゴミ置き場に誘導したのは凄いですね、
淡々と準備をしてリナの話が終わった頃に首を絞めたのはやっぱり本気なんだと残念でした。凶器を持って追いかけて殺してしまったのは目が離せなかったです。死体をバラバラにして本当に怖いけどレナは家を守る為の正義としてやっただけなのは悲しいし、そうさせてしまった両親が一番悪いですね。
圭一がゴミ置き場に来てケンタ君人形の手伝いをしてくれるのは優しいけど見つかったと思ったレナは首を掻きむしって頑張ろうとナタを取り出して怖かったです。レナの穏やかな日常を描きつつ刑事の大石が近づいて来て緩急のギャップが凄い、大石にリナの事を聞かれヒヤヒヤしたけど大石が綿流しを話題にしてこのアニメがスタートしたなという改めて思いました。
竜宮レナがゴミ捨て場に通っていた理由を知って
旧アニメ版や原作は知らなかったので、業の序盤で竜宮レナがゴミ捨て場に通っていた理由もいまいちよく分かっていませんでした。が、今回その本当の理由が明かされてゾクッとしてしまいましたね。
前原圭一は業の時点から、レナが何か恐ろしい事をしているのではないかと疑いを持っていましたけれど、あれも全くの見当違いではなかったとは……。ここからおそらく業の3～4話へと続いていくと思われますが、今後また恐ろしい真実がどんどん明かされていくのかと思うの楽しみです。
レナ主人公の裏側編 レナ父
あの皆の予想を大きく超える展開で注目を集めたひぐらしなく頃に業の続編ということで、今度はどんな衝撃を与えてくれるのか楽しみに待っていました。
私の押しはやはりひぐらしなく頃に卒での黒幕であった沙都子です。
高校生姿が可愛すぎ＆スタイル良すぎということを差し引いても、もはやその行動は擁護できる状態ではないため、新しい物語でどのような結末を迎えるのか注目です。新オープニングは沙都子が目立つ構成で妙なバトル感あり・・・どんな物語になるのかは考察しずらいです。
圭一が目覚める平和な日常からスタートですが、卒を観てきた身としてはすでに不穏な空気を感じています。
いつもの仲間・いつもの部活ですが、すで沙都子がフルスロットルで笑ってしまいました。
特に鏡の前での演出が秀逸で、邪悪な笑みがたまりません！
おおまかな内容自体はレナ主人公の裏側編といったところで、登場していなかったレナ父やリナとの絡みが多く斬新でした。複雑な家庭事情のなかでひたすら頑張る、を繰り返すレナが痛々しいです。
沙都子の介入もあり、いやーな方向へと進んでいく予感がします。
全体としては新編だけあって作画が素晴らしいです。みんな文句なく可愛くてアングルにこだわりが感じられて嬉しいところです。第２の押しである詩音の登場と（ヤバイ）活躍を期待して次回も待ちきれません！
“卒”はのスタートは想像以上に過酷なシーンの連続
“卒”はのスタートは想像以上に過酷なシーンの連続で見ていて辛く感じました。派手に暴走してしまったのは凄く痛々しくて目をそむけたくなります。レナは父との生活を守ることに必死でしたから沙都子が暗躍しなくても破綻していた気はします。
魅音に相談していれば可能性は低いですが何とかなったルートはあったかもしれません。しかし事態は動いてしまったのですからレナの視点で何が見えたのかがこのストーリーの焦点となるでしょう。沙都子の変化に梨花は気が付いているような空気はありますね。今回は梨花の介入はないでしょうが、沙都子と梨花の駆け引きも注目しています。
業で描かれていた違和感の正体が次々と明らかに
卒第1話、第2話は業の舞台裏が描かれるということで、期待感が高かったです。
レナをメインに話が進められ、業で描かれていた違和感の正体が次々と明らかになっていく展開が見ていてわくわくしました。
レナが間宮リナを殺す展開は前作と同じでしたが、間宮リナが改心していたりと、少し違った点があったのが、卒ならではだと思いました。
また、圭一がゴミ山に来てしまったとき、レナが精神的にかなり追い詰められている様子が、声優さんの演技も相まってかなり怖かったです。流れは業の鬼騙し編とほぼ同じで、そこにレナの身の回りの出来事、沙都子の怪しい行動などが差し込まれるという作りはひぐらしならではだなという感じでした。
3話以降で、レナと圭一の一騎打ちのあと何があったかなど、まだ残っている謎が解き明かされると思うので楽しみです。
そろそろキャストの変更を
正直なところ、いい加減キャストを続投するスタイルを貫くのは辞めて欲しいというのが率直な感想です。全体を通して子どもとは思えない、どう頑張ってもおじさんとおばさんたちが無理やり若作りを試みた痛々しさ全開の声にしか聞こえないのが本当に残念でしかなかったです。
そして、その中でも聞いていられないほどに酷かったのは沙都子だなと思いました。沙都子に関しては、おばさんどころか嗄れたおばあちゃんが懸命に声を張っているようにしか思えなかったです。
沙都子、最初からとばすなぁ・・・
今回のひぐらしのなく頃に卒では、サクサク物語が進んでいることに驚きを感じました。やはり解決編ということだけあって、余分な部分は端折っていく点は漫画と似ているなと感じました。作品の内容に関してですが、初手から「沙都子、最初からとばすなぁ・・・」といった印象を受けました。
業の最終回ではヤンデレ化して終わり、卒でも梨花を雛見沢にとどまらせているとヤンデレは継続されていてこれからの物語でどう心境が変わっていくのか、はたまた最後までヤンデレなのか非常に気になりました。
鬼隠し編についてはやはり裏で罪滅ぼし編が同時並行で進んでいることを再確認させられました。このままレナは圭一を襲うことでしょう。しかし鬼隠し編には大きな謎が残っています。それは、沙都子と梨花の死因についてと圭一を襲った後のレナの行動、この二つです。これからの展開に非常に期待です。
「ひぐらしのなく頃に業」の答え合わせ編
前作「ひぐらしのなく頃に業」の答え合わせ編となる今作、とても楽しみにしていました。開始早々、前回死ぬ間際の記憶がない梨花、そして梨花の邪魔をする真の黒幕の沙都子のすれ違いが切なかったです。
もう既に後がない梨花ですが、今作は羽入の介入はないのかなぁ…と、前作を見ていると、どうしても梨花の幸せを願わずにはいられなくなってしまいます。梨花と沙都子がまた親友として心の底から信じ合える存在になれるのか、とても気になります。
今の沙都子は梨花ちゃんに勝つことしか考えていないんじゃないか
解決編ということで、今まで起きてきた雛見沢での事件がどのようにして起こったかだけど、レナの事件が沙都子の薬の注射で起こったってことは、今後の事件も全部沙都子が裏で発症させて操っていたってことだよね。
沙都子の本来の目的は、梨花ちゃんを雛見沢の中に留めることで自分といつまでも一緒に暮らさせるために、梨花ちゃんが抗い続けている運命に勝つことだと思うけど、多分今の沙都子は梨花ちゃんに勝つことしか考えていないんじゃないのかな。
「業」でのレナの狂気の理由がよくわかった
前作「業」と似たようなシチュエーションだなと思ったら、どうやら解答編らしい。怖いことは怖いけどなんだかよくわからなかった「業」でのレナの狂気の理由がよくわかった。
沙都子に薬打たれて雛見沢症候群が発症しちゃったけど、レナはもとから家族の崩壊という闇を抱えていたんだね。考えてみれば裏切ったのは母親で、傷ついた父親が別の女に走るのは分かるけど、最終的にレナの狂気が向かう先がその女というのは理不尽すぎて怖い。
レナにはそっちに恨みを向けるしかなかったんだろうけど、そのホステスのリナさんはレナの境遇を自分に重ねて同情していたのに惨殺されるって、悲劇が重なり過ぎでつらい・・・。
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