西島秀俊主演の「シェフは名探偵 」第5話のネタバレ感想、あらすじをまとめました。
「シェフは名探偵 」5話のあらすじ
金子ゆき(石井杏奈)が恋人の転勤を理由に辞めてしまう。三舟忍(西島秀俊)が引き留めなかったことを知った高築智行(濱田岳)は怒りを露わにする。そんな金子を欠いた『パ・マル』に元常連の館野が来店。再婚するという。また2日連続来店した脇田は妻の由美子が家出して落ち込んでいた。新たに家庭を築く者、音信不通の妻に悩む者――三舟は2組の家族に極上の料理で救いの手を差し伸べる。
「シェフは名探偵」5話のネタバレ
第五話の話しのテーマは「家族」でした。
筋は3つあり、「パ・マル」を辞める金子。妻が失踪した熟年の旦那。再婚を考えている子持ちの中年の婦人の話。
金子は店が大好きだと言うけど、転勤する恋人に付いて行く為に辞めてしまう。高築は三船シェフがあっさりと辞めさせたことに不信感を持ち、やはりただの雇用主と従業員の関係なのかと落胆、自分も店を辞めるかもしれないと言い出す。
昔の常連客だった館野は中学生の息子と2人ぐらしだったが、男性教師と再婚を考えている。不思議なのは彼が40にして入れ歯だったことと、社交的ではない彼が息子とすぐに意気投合し、しかも肉魚嫌いな息子が彼とので出会いで好きになっていたこと。
熟年離婚の危機を迎える常連の脇田。ある日家を出ていった妻と連絡が取れなくなり、手紙も送った。何が悪かったのだろう?と。そんな脇田にフランスの家庭料理を振る舞う三船シェフ。
(以下ネタバレ)
再婚相手と息子が仲良くなった理由と偏食が直った理由は、「豚足のグラッセ」で判明する。息子が注文した「豚足のグラッセ」は骨を抜いた豚足料理。これを見た瞬間に「違う、これじゃない」と言った息子は骨が目当てだったのだ。それを見抜いて、骨付き豚足の料理を出す三船シェフ。
実は生物教師の再婚相手が、フライドチキンの骨を集めるとプラモデルのように元の形になることを教え、骨目当てで魚や肉を食べるようになったのだ。入れ歯洗浄剤は、骨の周りの肉を溶かすためだった。
脇田の妻が出ていった理由も三船シェフの推理が当たっていた。脇田は妻の話をうわの空で聞いていて、それにショックだった妻が反省を促すために出ていったのだが、「パ・マル」に妻が現れた。冷蔵庫の羊のチーズは癖があるが、ジャムと合わせることで美味しくなると、妻が話していたが脇田はそんな話を忘れ、普段食べないジャム(お取り寄せしていたのに)があったので人にプレゼントしていたのだ。一事が万事、妻の話を聞いていなかった行動を反省する夫。乾杯して、元サヤに戻るのでした。
閉店後、金子に優しい言葉をかける三船。本当に幸せな道を選んでほしくて背中を押したのだが、やはり親身に家族のように心配していたのだ。そして、誕生日の高築にもバースデーケーキを用意していた。「パ・マル」は家族のようなあたたかな場所だったのだ。
これから家族になっていく再婚家族、熟年だがすれ違いがおこっていた家族、家族ではないが家族のような空間の「パ・マル」。5話は3つの異なる家族を描いたお話でした。
「シェフは名探偵」5話の感想
金子が店を辞めてしまって、高築の負担が増えてしまいました。その上、小倉が手伝いに来ましたが驚くほど役に立っていないですね。お皿は悪し、料理名を忘れるし散々です。、もう大人しく座っていて欲しいですね。
そして夫婦で来店していた脇田が奥さんが何も言わずに出て行ってしまったという話を聞きました。奥さんが買ってきたジャムを他人にあげてしまったと三舟に話しました。そして奥さんがいない脇田はまた店に来ましたね。バスク地方のチーズとジャムを食べた脇田は絶賛。
しかし、あげてしまったのがそのジャム。チーズと合わせると美味しいと言ったにもかかわらずあげてしまった。奥さんは話を聞いていない脇田に腹を立てたのですね。気持ちはわかります。自分の方を見て欲しいですからね。脇田には反省してほしいです。そして今後も仲良くできたらいいですね。
今回もお客さんの再婚話から息子と交際相手が何でこっそり盛り上がっているのかを察知して、息子の欲しい料理を出してあげたり、また奥さんが出て行ってしまったというお客さんの話から、奥さんの話を普段聞き流していることを指摘してみたり、さすが三舟忍シェフ(西島秀俊)でした。
恋人を追いかけてあっさり店を辞めた金子ゆき(石井杏奈)をまたあっさり出迎えたことに腑に落ちない高築智行(濱田岳)でした。
しかし店でぼーっとしてうまく接客できず落ち込む金子に温かい飲み物を出して「おかえり」と声をかける優しい三舟の姿に感動する高築でした。しかも高築はその日が誕生日ということで三舟に誕生日ケーキでお祝いされて、すっごくうれしそうで、見ているこちらも暖かい気持ちになれました。
ソムリエの金子が恋人の転勤を理由に店を辞めてしまうという出来事により、最終的には高築のモヤモヤした気持ちも晴れて、また少し三舟の人となりが分かったので、良かったです。
回を重ねるごとに、三舟の「ちょっといいですか?」というセリフと、その後に続く推理を期待してしまっているのを感じるのですが、今回は妻が家出してしまったという脇田に、ただ説明しても伝わらないと思ったのか、料理を提供することで理解してもらおうとするところが、流石だなと思いました。
金子が恋人の転勤に伴って退職を申し出て、それを三舟が引き留めることなく受け入れたことで高築の三舟に対する不信がまた現れていました。金子がいなくなったことでオーナーが手伝いに来ていましたが、失敗ばかりで金子の優秀さが浮き彫りになっていました。
その後、恋人に振られたことで再び戻ってくるという金子を受け入れたことでより三舟に対する不信を強くする高築でしたが、金子に対する思いを受け止めた上での三舟の決断であり、気丈に振舞っていても落ち込んでいる金子にそっと声をかける姿に家族のような温かさを感じさせました。
「おかえり」と温かく迎える姿は胸が温かくなり、三舟の思いに気づき不信感が払拭された高築の表情に「パ・マル」の安泰を感じさせました。お客様の夫婦間、家族間の悩みを華麗に解決した三舟に心震え、従業員との関係性もまた解決してしまう三舟に改め凄味を感じた回でした。
店をやめてまで恋人の福岡転勤についていった金子が、恋人にふられてしまい戻ってきて落ち込んでいるのを慰めるやさしい三舟シェフにウルっと来ました。
金子が店をやめるのも戻るのも簡単に許した三舟シェフに反発していた高築が彼の金子を応援する気持ちを知り、彼が自分たちを「家族」ととらえているのかもしれないと締めくくっいて明るい終わり方でした。
このドラマはいつも心を温かくさせてくれます。妻に出て行かれた脇田ですが、きっと他人にあげたジャムを妻が料理に使うつもりだったんだろうなと思い当たりましたが、三舟シェフはその上を行き脇田が「妻の話を聞いていなかった」ことまで推理していましたね。見事な名探偵ぶりです。
館野の再婚を考えている相手が「総入れ歯かもしれない」という話も「いれば洗浄剤は骨の肉を完全に取り除くために使用する」ためにあると推理していました。フライドチキンの骨で模型を作るとか入れ歯洗浄剤の意外な使い方とか、料理人としての知識を越えていると思います。博学ですね。
突然金子がお店を辞めてしまって、高築と同様に私も気に入っていただけに残念で仕方ありませんでした。館野の再婚相手と息子との関係は素敵だなぁと思いました。
さらに三舟がその息子の求める料理を見抜くのも素晴らしかったです。その後、また金子が戻ってきてくれて嬉しかったです。そして脇田夫婦の気持ちの離れていった仲をまた三舟シェフが読み解いて、主人の方に詳しく説明するシーンも、昔の様子も覚えていて凄いなぁと思いました。
肉や魚を食べない息子が再婚相手の男性と、仲良く肉を食べていた。プラモデルが好きな息子さんに、生物の先生らしい骨での模型作りで盛り上がり、肉や魚を食べられるようになった秘密の共有の話しや、奥さんが出て行ってしまった男性の悩みに対応する西島秀俊さんの記憶力と推理力に脱帽です。
ジャムとチーズの話しをして、奥さんの話しを聞き流してしまっていた男性の後悔、世間の夫全員が気をつけていかないといけない問題だと思います。価値観や興味が違うので、スルーしがちですが、相手を失望させてしまう可能性大!気をつけましょう。石井杏奈さんが彼女について福岡に行ってしまっていた間のオーナーのヘルプ!仕事が増えるだけで役に立っていなかったシーンが楽しめました。オーナーあるある!です。
館野の言動を見ていると、息子の偏食も熊川の入れ歯疑惑も思い込みのようだったし、もしかすると、息子が元夫を嫌っていたというのも、彼女の邪推だったのかなと思いました。
お互いに気を遣って、大事な部分を言わなかったために誤解が大きくなったのは皮肉ですが、三舟がいなかったら、この再婚はなかったかもしれないと思うと、人の縁って不思議だなと改めて感じました。そして、それ以上に、フライドチキンの骨を全部集めると、鳥一羽分の模型になるという情報がインパクト大きすぎて、実際に試してみたくなりました。
第5話では、『パ・マル』に勤めていた金子ゆきが恋人の転勤を理由に辞めてしまうということで、お店を回していくのが大変そうに感じられました。
ゆきがいなくなったことで、智行は寂しそうにしている様子が伝わってきました。ゆきの代わりにお店で働くことになった男性は、活躍できない状況でお店が大変なことになっていたが、頑張ってほしいと思いながらドラマを見ることができました。ふゆきの誕生日を祝うということで、三船シェフは、極上の料理を提供することができていると思いました。
自分が虫の居所が悪い状態でなかったとしても不快に感じてしまうに違いなかったです。原作のタルトタタンシリーズを心から愛している自分としては第5話まで来ても受け入れ難いものだと思ってしまいました。
やっぱり、西島秀俊さん演じる三舟シェフが本当に残念でなりません。近寄り難い無愛想な見てくれ、どこか掴みどころのない常人離れした雰囲気などが三舟シェフの愛すべき要素であると思っている故に、その片鱗も感じられないこのドラマに落胆してしまうのは致し方なかったです。
主要キャストの金子さんが付き合っている彼女の転勤でやめる、ということで、あまりにさりげなく言っていましたが、それが普通の世の中になったんだなと思ってしまいました。
今回のお客様もいろいろ裏がありそうでしたが、なんとフライドチキンを入れ歯洗浄剤につけて一匹の鳥にしよう、ということだとは思いませんでした。改めて三舟シェフの博識さに驚かされます!もうひとりのお客様も奥さんの話を聞いておらず、愛想をつかされてかわいそうでしたが、仲直りして良かったです。
ラストには金子さんも帰ってきてくれて安心しました。高築さんのお誕生日をお祝いするサプライズも素敵で心が温まりました。
三舟シェフの従業員を家族のように大切にする心に感動しました。金子さんは、差別するわけではないけれど、同性同士のカップルっていう中々両思いになることが難しい世の中で結ばれたカップルだったからこそ、三舟シェフは金子さんの思いを尊重して辞めることも戻ってくることも了承したんですよね。
これって金子さんのことを本当に信頼して尊重しているからこそできることだと思うので、すごく素敵な上司だなって思いました。自分もこんな人になりたいです。
今回は家族がテーマでした。妻が出て行ってしまい毎日通う脇田(利重剛)。再婚する常連だった舘野が新しい家族と来店。どちらの家族もこれからの幸せが目に浮かぶような素晴らしい三船シェフ(西島秀俊)の推理です。
一方、パ・マルではソムリエの金子(石井杏奈)が恋人を追って福岡に行くと辞めてしまいます。家族なら引き留めるべきだと思う高築(濱田岳)と家族なら好きな事をして欲しいと思う三船シェフ。思いは違いますが家族思いなパ・マルの人達。優しい家族です。恋人と別れ戻ってきた金子ですが、優しくバンショーを差し出す三船シェフ…素敵です。
金子さんがパ・マルを辞めてしまい、どうなるのかと思っていましたが、金子さんが福岡から戻って来て、それを優しく明るく迎え入れる三舟シェフと志村シェフの大人な対応に感激しました。心の声では、三舟シェフに若干の不信感を抱いていた高築も、最後に三舟シェフ達の想いを理解し、何より誕生日ケーキを用意してくれた三舟シェフに感動していて良かったです。
さりげなく誕生日ケーキを用意してくれる三舟シェフがとても素敵に見えました。脇田夫婦の奥さんが店に入って来て、旦那様と仲直りするシーンも、ホッとするような雰囲気でとても良かったです。
常連のお客様のことは三船シェフはとても良く観察してますよね。脇田さんといい常連さん。奥様と来たときの動作や会話まで覚えていたので、奥様が実家に帰った理由もほぼ話聞かなくてもわかってて凄いです。
それでちゃんと解決できるのですから。もう一組の館野さんの再婚相手と息子さんの話も、骨の話にお互い共感して仲良くなったと推測通りでしたね。二組とも素敵な家族で羨ましいです。
ソムリエの金子は傷心な気持ちで戻っては来ましたけど、それこそいつでも戻って来れる家族のようなレストランでいいですね。オーナーの傷心もギャルソンのおかけで癒えた気もしました。
店のスタッフ、ゆきのことやお客で来た二組の夫婦のトラブルが発生し、なかなか見応えがある回でした。それにしても食べ物って心をつないだり、絆を作ったり戻すきっかけになるのだなぁと改めて感じました。
フライドチキンと豚足の共通点にも新たな発見がありました。それにしてもチーズで論争になる夫婦だと今後もまた食べ物で揉めないかなぁとも思っちゃいました。
ジャムを使って三舟が解決してくれたけどお人よし過ぎるのもほどほどにしておいた方がいいのではと感じます。自分のしあわせも大事だし、お店や料理のことに使う時間が減りそうで気の毒です。
まず、ソムリエの金子が女性を好きだという同性愛者であることに驚きました。しかも、フレンチレストランの「パ・マル」を辞めてしまうことに驚きました。
金子の代わりにオーナーの小倉が入ったのですが、最初は金子役の石井杏奈さんが忙しいから、代わりに小倉役の佐藤寛太さんが入ったのかなと思ってしまいました。また、主人公の三舟が従業員を家族のように大事に思っていることにほっこりしました。
それから、客の館野の息子が肉を急に食べる理由や脇田の妻が出ていった理由もそれぞれちゃんと理由があって、それを三舟がしっかりと解いて良かったです。
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