JOCの竹田恒和会長の汚職疑惑が出てきました。
東京五輪招致のために、2億2000万円を支払ったとの疑いです。
リオ五輪の招致では、ブラジルの会長が逮捕されています。
これはフランスによる、ゴーン逮捕の報復なのでは?という噂も。
JOC竹田会長の汚職疑惑で逮捕?
フランス・ルモンド紙によると、JOC竹田会長が2020年東京五輪の招致をめぐる贈収賄疑惑で、フランス司法当局が捜査を開始したとのことです。
東京は、マドリード(スペイン)とイスタンブール(トルコ)を破り、13年に招致を決めています。
2013年に国際オリンピック委員会総会にて、開催地を決めたのですが、招待委員会が投票前に、シンガポールのコンサルタント会社ブラック・タイディングス社に180万ユーロ(約2億2000万円)を支払ったことが、汚職に当たるという疑いです。
竹田会長は招待委員会の理事長を務めていました。
また、2019年1月11日現在、竹田会長は、「逮捕された、起訴されたのは誤報で、ヒアリングには協力した」とコメントしています。
JOC竹田会長の汚職疑惑、ペーパーカンパニーは市営住宅
東京五輪招致の汚職疑惑については、フランスは古くから追っていました。
2016年のイギリスBBCの報道によると、国際陸上競技連盟(IAAF)のラミン・ディアク前会長の息子が関わっているとされる「ブラック・タイディングス」社に、2013年7月と10月、日本から180万ユーロ(約2億2000万円)が支払われたとのことです。
JOC竹田会長は、この支払いを「招致計画づくり、プレゼン指導、国際渉外のアドバイスや実際のロビー活動、情報分析など多岐にわたる招致活動の業務委託、コンサル料など、正式な業務契約に基づく対価」
としています。
しかし、「ブラック・タイディングス」社は、報道によるとシンガポールの取り壊し寸前の公営住宅の一室が所在地だったり、2014年には業務停止しています。
なんだか怪しくないですか?
JOC竹田会長の汚職疑惑、逮捕される可能性大!
国際オリンピック委員会(IOC)委員も兼ねていたディアク前会長は、ロシアのドーピング違反の制裁を見送った謝礼を受け取ったとされ、汚職と資金洗浄で逮捕されています。
また、息子もインターポールが指名手配しています。
2016年のリオデジャネイロ五輪の開催都市決定を巡る買収に関わった疑いで、ブラジル・オリンピック委員会(BOC)のカルロス・ヌズマン会長が逮捕されています。
リオデジャネイロ招致が決まった2009年、ラミン・ディアク氏の息子の会社に、ブラジル人の有力な実業家の関連会社から200万ドルが振り込まれていて、「贈賄側のブラジル人実業家と収賄側のディアク氏との仲介役を担っていた」として捜査が入り、ディアク氏の息子からヌズマン会長へ送金催促のメールが送られていたことで、カルロス・ヌズマン会長が買収の容疑で逮捕されました。
つまり、リオデジャネイロと東京は同じ構図なのです。
振り込んだ金額も、振り込んだ相手も同じです。
この件を見ると、東京五輪招致で、JOC竹田会長が同じように逮捕される可能性が大いにあります。
JOC竹田会長汚職疑惑はフランスの報復か?
フランス司法局による、JOC竹田会長汚職疑惑の追及は、ネットではゴーン逮捕への報復ではないか?との見方も上がっています。
ゴーンは元々フランスの公営企業ルノー出身です。
ゴーンを逮捕するなら、こっちは日本の竹田を逮捕しよう?
そんな考えがあるのか、無いのか。
ネットではそうした見方をする声が上がっています。
この件は以前から問題になっていた。
逆に見逃していたのだが、今回の日産ゴーン事件での外国人に対する容赦の無い日本の取扱いに対して、フランスも見逃すのをやめたということだろう。
(引用 ヤフーコメント)
フランスは2016年から、捜査を進めていましたし、あきらめていなかったのですが、ゴーン逮捕で火がついた、という見方もできますね。
三年前から狙われていたみたいだから、ゴーンの報復とはちょっと違う気もするけど…タイミングがね。
なんかこの東京五輪はひどすぎますね、色々ありすぎですよ。もう素直な気持ちで見られないかな…
(引用 ヤフーコメント)
たしかに東京五輪は色々とマイナスな話題が多いですね。
JOC竹田会長汚職疑惑、オリンピックどうなる?
JOC竹田会長の汚職疑惑はフランス司法当局が、前から調査していた案件ですから、ここにきての動きの活発化は、いよいよ起訴できるだけの証拠を見つけたのでしょうか?
気になるのは東京オリンピックが開催されるのか?
JOC竹田会長逮捕となれば、開催は大ダメージですね。
引き続きこのニュースを追っていきたいと思います。
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