街のケーキ屋さんが倒産、
不二家が大量閉店、
銀座コージーコーナーの赤字と、
ケーキ屋不況の原因は?
不二家 大量閉店
ケーキ屋が苦戦を強いられています。
「街のケーキ屋さん」の倒産が相次いでいる。帝国データバンクによると、2019年1~8月で30件の倒産が発生したという。これは、00年以降で最多だった18年の同時期(25件)を上回るペースだ。通年で最多を更新する可能性も出ている。
一方で、洋菓子チェーンはどうだろうか。
「ペコちゃん」のキャラクターで知られる不二家は厳しい状況にある。同社は洋菓子店を展開するが、近年は不採算店の閉鎖を余儀なくされている。洋菓子事業の店舗数は15年末には986店あったが、18年末には862店まで減った。3年間で、全体の13%に当たる124店が減ったのだ。
不二家の洋菓子事業は営業赤字を長らく垂れ流し続けている。03年3月期から18年12月期まで16期連続(変則決算除く)で赤字だ。18年12月期は14億円の赤字だった。不採算店の閉鎖を進めてはいるが、未だ赤字は解消されていない。
不二家以外の洋菓子チェーンはどうか。
銀座コージーコーナーも苦戦を強いられている。同社のウェブサイトや採用サイトによると、売上高は19年3月期が253億円で、近年は減少傾向にある。18年3月期は259億円、17年3月期は266億円だった。また、決算公告によると、19年3月期の最終損益は7億5,500万円の赤字(前の期は3,800万円の黒字)に陥った。最終赤字は5年ぶり。
引用https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190930-17496474-magmag
不二家 大量閉店、ケーキ屋倒産の理由は?
ではなぜ、
ケーキ屋さんや、
不二家、コージーコーナーが苦戦しているのでしょうか?
理由は2つあります。
1つはスイーツ市場の減少傾向です。
国内のスイーツ市場は縮小傾向が続いている。調査会社の富士経済によると、17年の市場規模は1兆4,225億円で、前年から0.4%減った。近年は縮小傾向が続いており、今後も減少が続く見込みだ。
背景には、クリスマスや誕生日といった「ハレの日」需要の減少や、中元や歳暮といった従来の慣習的なギフト市場の縮小がある。街のケーキ屋さんはこういった需要に頼る部分が大きく、需要減の影響を大きく受けている。
もう1つは想像どおり・・・
もう1つ大きいのがコンビニエンスストアの台頭だ。コンビニは近年急激に増えている。また、近年のスイーツは「日常使い」や「プチ贅沢」としての需要が高まっており、コンビニ各社はこうした需要の取り込みに躍起になっている。こうしてコンビニと街のケーキ屋さんの競争は激しさを増している。
昔はコンビニスイーツは、
たいして美味しくないものでしたが、
最近は毎シーズン新しくて美味しいスイーツが食べられますよね。
ケーキ屋に行かなくても。
ケーキ屋さん 大量閉店 打開策
記事では打開策を次のように絞っています。
・商品を強化する
・集客力の高い商業施設への出店強化
・海外市場開拓
・SNSで「コンビニスイーツにはない魅力を発信」
・コンビニにはない商品の開発
個人経営のケーキ屋さんは、
コンビニと比べて開発力が劣りますが、
他には無いスイートを開発し、
地元以外のお客さんにも広くアピールする必要がありますね。
言うのは簡単ですが・・・。
ただ味に特徴の無いケーキ屋さんは、
もう生き残れないのは誰の目にもあきらかです。
頑張って欲しいです!
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