「現実主義勇者の王国再建記」１話のネタバレ＆感想【あらすじ】

お爺ちゃんがソーマに家族を持ちなさいと遺言のように語っていたのは悲しいけど、きっとソーマが家族を持つようになるまでのお話なのかなとほのぼのしました。

ソーマが勇者召喚に選ばれたのは君主論の本を読んでいたからだったら面白いし、天涯孤独になってしまった人だし丁度良かったですね。召喚した人達はノリが軽くて試しにやってみたという雰囲気は召喚させた方にとってはイラっとしますね。

王様は弱々しくて王妃様の顔色を伺っているのが気になります。説明も辿々しく側に控えている人も頼りなさそうだしこの国自体が心配ですね。

勇者はお金の代わりに国に売られるとはビックリ、ソーマが冷静に考えて自分が売られないようにしたのは凄いですね。

変革をもたらすなんて格好良いです。お金を捻出する会議のはずだったのに結果は王位を譲られ王女と婚約させられるとか突然過ぎて笑えます、

王様が仕事を投げ出したとしか思えないですね。リーシア王女が帰還してソーマの所へ乗り込んだけど書類の山で可愛そうでした、良い人だし出来る男で支援金も確保しているなんて凄いです。

アミドニア公国のロロア公女に国宝を売ったとか素晴らしい、この国とも仲良くなれそうで安心しました。リーシアともキチンと話が出来ているし良いパートナーになれそうなのでキュンとするのも期待したいし、国を再建するのも面白そうなので次は何をするのか楽しみです。

いかにも凛々しさと気高さを調和させたような衣服を身にまとっているリーシア・エルフリーデンに純粋な好意を抱けて良かったです。しかしながら、その気品さえ感じられる見た目から発せられる声に違和感を覚えてしまいました。

個人的には、水瀬いのりさんは穢れなき乙女や愛嬌たっぷりの妖精さながらの癒しを孕んだキャラクターを演じているイメージで定着しているため、視界に入ってくる情報と聴覚に入ってくる情報とが自分の中で上手く噛み合わずに違和感となってしまい些か残念に思いました。

「魔界」と呼ばれる空間から、魔物が沸き出して三分の一が魔王領となってしまった超大陸ランディア。エルフリーデン王国は、慢性的な食料不足と魔物に国を追われ流れてきた難民の増加により、魔物と前線で戦っているグラン・ケイオス帝国からの支援要請に応えられず困っていた。

そこで支援金かわりに勇者召喚の儀式を行い、呼び出した主人公の相馬一也を送ろうと考えた。

でも、相馬一也は自分の命を守るためにエルフリーデン王国の財政改革へと取り組むことになる。常に頼りのないさげなアルベルト王から王位を譲られ、国王とされた相馬一也は国内問題をどのように解決していくのか、現代人の知識をどう生かしていくのか先が楽しみな話です。

たぶん誰でも思うことだろうけど、主人公の相馬一也が小林裕介で、ヒロインの王女様、リーシア・エルフリーデンが水瀬いのりって、もろリゼロのスバルとレムやんけ。

まあ、こっちは殺されまくることもなく、普通に無双しそうなので、とりあえず安心して見れそう。王国再建のための内政がメインらしいから、主人公を持ち上げるために他の登場人物を頭の悪いキャラに設定しすぎるようなことがないか心配だったけど、異世界召喚が何回も可能か確認したうえで、自分が交渉の切り札であることを認識させ、身の安全を図るくだりは、なかなか上手いと思った。今後も期待

まず、中世のヨーロッパのようなところに学生が召喚される設定が面白かったです。普通のアニメはぶっとんだ話が多いのですが、これはぶっ飛びながら、王国の財政も立て直すので、現実的だと思いました。

また、主人公の相馬一也役の小林祐介さんはアニメの「君と僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」でイスカ役をやっていたので、馴染みがあります。また、王女のリーシア役の水瀬いのりさんは映画の「心が叫びたがっているんだ」の成瀬順役をやっていたので、歌も上手だと思いました。