行者にんにくは一度食べると癖になる美味しさの山菜です。そこで今回は、行者にんにくの食べ方と食べる際の注意点についてまとめました。
美味しいレシピと絶対禁止の食べ方とは?
行者にんにくの食べ過ぎによる副作用
行者にんにくは、火を通して料理をすることの多い食材です。火を通して料理した場合、食べ過ぎたとしても、副作用はないようです。もちろん、どんな食材でも食べ過ぎは身体に良いとは言えませんが。
副作用を感じることがあるのは、行者にんにくを加熱せず、生で食べた時のようです。
生の行者にんにくを食べ過ぎてしまうと、下痢になってしまったり、消化不良になってしまったりします。お腹が弱い人、妊婦さんや子供などが行者にんにくを食べる時には、加熱したものを食べた方がいいでしょう。
また生の行者にんにくを食べ過ぎると、強い殺菌作用が働きます。そのため、体の中の必要な菌が外に出てしまい、胃腸が荒れてしまうこともあるようです。とくに空腹時は注意が必要です。間違っても食べ過ぎてしまい、体調不良にならないように気をつけましょう。
行者にんにくを食べる際の注意点
行者にんにくを食べる時には、下処理を行います。
まず赤くなっている部分や薄皮を剥いでいき、茎の部分を白い状態にします。赤い部分には泥や虫が入っていたり、苦みの原因になっていたりするため必ず取り除きましょう。
行者にんにくの摂取量は、どれぐらいが食べ過ぎかどうかはもちろん個人差があります。ただにんにくにおいては、10片以上のにんにくを食べると体調不良になると言われています。そのため、行者にんにくも10本以上食べる場合は過剰摂取だと考えておくといいかもしれません。
また行者にんにくは食べ過ぎると、口臭がきつくなってしまうことがあります。体調不良だけでなく、口臭のことも考えたら、量は適量を心がけておくと安心でしょう。
行者にんにくはしっかりと過熱してあげることで、体調不良になることを防ぎ、さらに匂いのもとも軽減することができます。十分に加熱してから食べるようにするといいでしょう。
行者にんにくの美味しい食べ方①醤油漬け
行者にんにくは、食べ過ぎに注意して食べた方が良い食材なので、ごはんやおつまみになる料理の仕方で、少量ずつ味わうのがおすすめです。
ぜひ試してほしいのが行者にんにくの醤油漬けです。
山菜本来の素材の味を生かすためには、行者にんにくを茹で、醤油につけておくだけでいいでしょう。非常にシンプルですが、行者にんにくの美味しさを存分に味わうことができます。
もちろんみりんを入れて甘みを加えたり、ごま油で香ばしさを出したりしても美味しくなるでしょう。
行者にんにくの醤油漬けは、ご飯のお供にしたり、ステーキの横に添えたりして、少しずつ楽しみましょう。
行者にんにくの美味しい食べ方②餃子
餃子は野菜やにんにくの美味しさを存分に味わえる料理の一つですが、餃子の具に行者にんにくを使った餃子を作ってみるのもおすすめです。
行者にんにくだけを具にして餃子を作るのも良いですが、肉と行者にんにくを半々にして餃子を作るとジューシーでボリュームがあり、香り豊かな美味しい餃子ができます。
餃子をごま油でこんがり焼き、少量の水で蒸し焼きにし、餃子を完成させます。何もつけなくても美味しいのでぜひ試してみましょう。
行者にんにくの食べ過ぎ まとめ
・行者にんにくは生で食べると副作用が起こることがある
・行者にんにくは加熱してから食べるようにする
・シンプルな醤油漬けで行者にんにくの美味しさを楽しめる
・行者にんにくで作った餃子も薫り高く美味しい
こういったかんじです。
行者にんにくを食べる時には、食べ過ぎには注意し、副作用が起こらないように食べ方に気をつけましょう。まずは加熱した行者にんにくを楽しむようにすると安心でしょう!
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