RIZAP 赤字転落がヤバい!社長の暴走で倒産?不仲で対立? | ErimakeeニュースWEB

RIZAP 赤字転落がヤバい!社長の暴走で倒産?不仲で対立?

社会
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RIZAP 赤字転落が話題になっています。

なぜ本業が好調なはずのRIZAPが赤字になったのか?

なぜ自分が呼んだナンバー2と対立したのか?

RIZAPは倒産するのか?

調べてきました。

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RIZAP 赤字転落

     出典headlines.yahoo.co.jp

RIZAP 赤字転落のニュースは、次のように報道しています。

 RIZAPグループが5月15日に発表した2019年3月期(18年4月~19年3月)の通期連結業績は、売上高が前期比82.3%増の2225億円、営業損益が93億8800万円の赤字(前期は117億8000万円の黒字)、最終損益は193億9300万円の赤字(90億7500万円の黒字)に転落した。

大幅な赤字となった理由は、子会社の業績が悪化し、不採算事業の撤退・売却や在庫の減損処理などの“構造改革費用”として93億円を投じたため。

構造改革費用の内訳は、戦略的な店舗閉鎖(219店舗)が40億円、アパレル・スポーツ用品・CDといった商品在庫の評価減が40億円、女性向けアパレル子会社アンティローザののれんの減損などが13億円。

この他、他社に売却した化粧品販売子会社、ジャパンゲートウェイの売却損(7.7億円)など、一部子会社の再建断念による影響額も計上した。

瀬戸健社長は「膿は出し切った。今期(20年3月期)はしっかりと基盤を固め、来期(21年3月期)以降はV字回復をしっかりと進める」と強調する。

 RIZAPグループは19年3月期の中盤まで、主力のボディーメーク以外に事業の幅を広げるため、メディア企業や音響機器メーカー、CD・DVD販売店など異業種を傘下に納めるM&Aを積極的に展開。

対象企業は経営不振のケースが多かったが、安値で買収して「負ののれん」を連結営業利益に上乗せする会計手法を採用。本社のノウハウを生かした経営再建にも取り組み、連結業績の拡大を図ってきた。

だが19年3月期は、再建が当初の見込みから遅れ、多くの子会社で赤字幅が拡大する事態に。これを踏まえ、同社は18年11月に新規のM&Aを凍結。多額の資金を投じ、前述の構造改革を行ってきた。

瀬戸社長は、こうした事態を招いた理由を「ガバナンス体制の構築が遅れ、グループ会社管理が複雑化していた。コスト面のムダも生じていた」と振り返る。

出典headlines.yahoo.co.jp

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RIZAPグループとは?

RIZAPが赤字に陥ったのは、グループ企業が足を引っ張ったためです。

グループ企業はRIZAPがM&Aで買収した企業群です。

ジーンズメイトはRIZAPグループに入って業績が好転しましたが、

他の企業群、全てうまくいくわけではなく、本体の足を引っ張ったことになります。

そのRIZAPグループの企業がこちらの図の通りです。

    出典twitter.com

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RIZAPが85社の赤字会社を買いまくる

RIZAPは85社もの企業をM&Aで買いまくり、

それが本業の足を引っ張りました。

しかも赤字のボロ会社ばかりです。

 

普通は本業と相乗効果のある会社を買うものだが、

RIZAPは若者向けの衣料ジーンズメイトや、

出版の日本文芸社

ワンダーコーポレーションはCDの販売会社、

ぱどはフリーペーパーを発行、

MRKホールディングスは女性向け下着の会社。

 

なぜそのようなことをしたのか?というと・・・

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RIZAPが赤字会社を買った理由 負ののれん

RIZAPは経営不振の企業を中心に買収を進めてきました。

買収金額が、買収先の純資産を下回る金額であれば、その差額が利益ととして一括計上できるからです。

それを「負ののれん」と言いますが、

RIZAPはこの会計のマジックを利用して利益をかさ上げしてきました。

 

しかし一時的に利益を出せても、

その会社が赤字を垂れ流していては、

足を引っ張ってしまいます。

その赤字を埋めるために、また経営不振の会社を買収していてはいつか破綻します。

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RIZAP 経営のプロを呼んで立て直し

RIZAPは2018年6月に、前カルビー最高経営責任者でプロ経営者と呼ばれる松本晃氏をナンバー2として迎え入れています。

しかしすぐに方針を巡って、創業社長の瀬戸健社長と松本晃代表取締役が対立していると報じられています。

 

松本晃代表取締役は社長に苦言をしています。

「面白そうなおもちゃなんだけどちょっと壊れてるんじゃないの。壊れてるやつはちゃんと修繕していかないとこのあと困るんじゃないかと。会社の経営が順調とか、良いとか悪いに関わらず、違う会社を一緒に入れてしまうというのは、それはおかしいんじゃないのと」

「良い会社を買収する時は、その企業が本来持っている価値よりも高値で買う。その差額は“のれん代”といって、一時的に買収する企業の経営を圧迫する。RIZAPの場合はその逆の“負ののれん”といって、買収額がその企業の価値を下回るケース。国際財務報告基準(IFRS)ではその差額が営業利益として上乗せされるので、M&Aをした分だけ経営がうまくいっているように見えていた。今期の営業利益の6割ぐらいが負ののれんによるもの。M&Aのスピードに再建が追いつかなかった」

引用blogos.com/article/339370/

社内では松本晃代表取締役の考え方は、今までのやり方を真っ向から否定するもので、社長のイエスマンで多くの企業買収をすることを良しとしていた社員からは反発がありました。

 

しかし最終的には、不採算事業の撤退、売却や在庫の減損処理をして、一気に膿を吐き出すことにしました。

 

そのための赤字転落であり、主力のボディーメーク事業にあらためて注力し、20年3月期は売上高が2250億円、営業損益が32億円の黒字、最終損益が5億円の黒字と1年での黒字転換を見込んでいます。

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RIZAP 赤字転落 おわりに

黎明期はワンマン社長の方針で勢いがありますが、

企業が大きくなるとイエスマンばかりではどうにもなりませんね。

松本氏が会社に招かれた直後から、社長との不仲で干されたと報道が出た時にはどうなるかと思いましたが、

瀬戸社長が苦言を聞き入れたことで光明が見えたようです。

今後また何か新しい情報が入りましたらお知らせします。

 

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