ゆるキャラブームが曲がり角にきている、と話題になっています。
ゆるキャラブームの曲がり角とはどういうことなのか?
ゆるキャラブームの曲がり角報道を調べました。
ゆるキャラブームは曲がり角。ゆるキャラグランプリ終了のおしらせ
今回の報道は次のように伝えています。
平成に入って大きな注目を集めた「ゆるキャラ」。
くまモンやひこにゃん、ぐんまちゃんといった着ぐるみのキャラクターたちが続々登場し、地域や企業のPRに一役買った。一方で、自治体による「組織票」騒動など過熱も指摘され、ブームは曲がり角を迎えている。
「ゆるキャラ」という名称はイラストレーターのみうらじゅんさんが命名した。みうらさんが2002年に「ゆるキャラショー」をプロデュースして以降、徐々に認知度が高まり、06年に登場したひこにゃんが人気を博すと一気に拡大。08年には新語・流行語大賞にノミネートされ、11年からは人気投票「ゆるキャラグランプリ」が始まった。
ブームの背景について、東海大の河井孝仁教授(行政広報論)は「東京一極集中で地方が疲弊する中、ゆるキャラは安価で大きな経済効果があることが分かり、知名度を上げるために次々作られた。ひこにゃんやくまモンは著作権を強く主張せず、気軽に使えるようにしたことが人気につながった」と分析する。
一方で、18年のゆるキャラグランプリでは三重県四日市市がマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」の順位を上げようと組織的な投票をしていたことが分かり、批判を浴びた。近年はブームに陰りが指摘され、グランプリ自体も20年で終了する予定だ。実行委員会の西秀一郎会長は「ゆるキャラは地方創生の切り札ではなく、あくまで一要素なのに、おんぶにだっこになりすぎている。グランプリを取ったとしても、その先は自分たちで考えなければ」と話す。
河井教授は「外からの知名度を得るという役割から、地域の中で大切にされる『象徴』へと役割が変化してきている。これからは競争ではなく、市民がゆるキャラを共に作っていくことが大事になる」と指摘している。
出典headlines.yahoo.co.jp
・もともと「みうらじゅん」が命名した
・くまモンやひこにゃんが人気になって、ゆるキャラブームが起きる
・各市町村がゆるキャラを作り、観光資源、町おこし、地方創生に起用された
・毎年「ゆるキャラグランプリ」を開催し、1位を取ると話題になる
・2018年に組織票を使った市町村があり問題になった
・2010年から始まった「ゆるキャラグランプリ」が2020年に終了。
ゆるキャラブームは曲がり角!ゆるキャラグランプリ2018の問題
ゆるキャラに物議を呼んだのは、このニュースでした。
ご当地や企業のキャラクター日本一を決める「ゆるキャラグランプリ」。大阪府東大阪市で17~18日に行われる決選投票とインターネット投票を合計して優勝が決まるが、三重県四日市市で職員らに投票用IDを配布して“組織票”を投じていたことが判明。同様の手法を取る自治体も幾つかあり、過熱する選挙対策に「やり過ぎ」と疑問の声も上がっている。
実行委員会によると、ネット投票は8月1日~11月9日に実施。原則1人が1日に1回、一つのIDを使い好きなキャラクターに投票する仕組み。
四日市市では、観光交流課職員が約2万件のIDを作成し各部局に割り振り、投票を要請した。
出典headlines.yahoo.co.jp
・ゆるキャラグランプリで不正投票があった
・三重県四日市市が投票用IDを、不正に大量発行し、四日市市組織票を呼び掛けていた
・他の地域も同様の手法を取っていた疑いがある
ゆるキャラがブームになり、
グランプリで1位を取ることで地方に大きな経済効果がもたらされました。
元々、ゆるーい企画だったゆるキャラグランプリが、
醜い不正が当たり前のように行われると、
冷や水をかけられた気分になりますね。
この国は何処へ
行こうとしているんだろうゆるキャラグランプリに
組織票
純粋に自分が好きな
キャラに投票する子供達に
何て説明するんだろう
経済効果を狙ってなんて
子供たちの目を見て
言えるんだろうか恥ずかしくない生き方を
しなくちゃ皆さんに素敵な幸せが
舞い降りますように✨ pic.twitter.com/OqGt2QMizb— chiepy0909 (@chiepy09091) 2018年11月18日
#クローズアップ現代
ゆるキャラグランプリ実行委員会てば最悪だわ
今年に限って組織票の あれこれ を取り上げたのは、四日市に責任を押し付けて、これまでの あれこれ に蓋をしてグランプリの終了を迎えるつもりですかね?— とうきびsoup (@20130221) 2018年11月15日
昨日で、ゆるキャラグランプリ2018年が終わりましたが…
テレビで、不正ではないですが
ちょっと問題ある行動の団体投票もあったと聞いて残念ですね😭個人で応援している
1人としては、純粋に応援しているのに
組織票か⁉️太刀打ちできないね😰 pic.twitter.com/ZgZJyvEgaG— れんか (@A0Hl1) 2018年11月10日
ゆるキャラブームは曲がり角!まとめ
このゆるキャラの曲がり角報道に、
世間の声を拾ってみました。
私の住んでいる市のゆるキャラは、グランプリではいつも下の方にいますけど、地元では大変な人気で、公共の建物の上の方には彼が描かれていて、今も小さなイベントまで引っ張りだこです。
ゆるキャラは地元の人に愛される事が一番大事な事だと思う。
「地元に愛される」ていなければいけませんね。
中には地元でほとんど稼働していないゆるキャラが、
ゆるキャラグランプリに出てくるらしいです。
ゆるキャラが地元のPRに役立つのは間違いないが、それの順位を決めるのはどうかと思う。
イベント感覚だったものが、
いつのまにか順位に価値を置いてしまったのが問題ですね。
わが町にもゆるキャラいます。地道にゆるゆると浸透してる感じでそれなりの経済効果はあると思います。ゆるキャラグランプリで組織票が問題になるけど、そう言うことで興ざめにならないようにして欲しいですね。地元で愛されてればそれで良いのでは。
家康君とみきゃんの組織票の争いが、とどめを刺したと思う。
ゆるキャラは子供の物なのに、子供を無視して広告代理店や役所が大量宣伝をしたり、組織票の動員やナントカメールの不正を不正じゃ無いと開き直ったら、ゆるきゃらグランプリその物が駄目になったと思う。
くまモンは「熊本サプライズ」と言う県民を大切にする思想が根元にあります。
「皿を割る」と言う失敗を恐れず前向きな仕事をする考えが根元にあるけど、家康君やみきゃんは、そこを学んでいない。
ゆるキャラをビジネスにしている企業もあります。
ゆるキャラの企画を立ち上げる会社だったり、
運営を指導する会社だったり。
そこまで資金を投入すると、
グランプリで1位を取って大きなリターンを目指す、
という発想が出てくるのも仕方ないとは思いますが、
不正投票とゆるキャラは、あまりにもイメージがかけ離れています。
なによりも1番大切なことは、
地元に愛されるゆるキャラであって欲しいなと思います。
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