猫が十二支にいない理由が話題になっています。
猫がネズミに騙されたエピソードは別として、
なぜ干支から外された?
十二支、猫がいないのは?
猫はなぜ十二支(じゅうにし)にいないのでしょうか?
まず十二支を振り返ってみましょう。
子=ね=ネズミ
丑=うし=ウシ
寅=とら=トラ
卯=う=ウサギ
辰=たつ=リュウ
巳=み=ヘビ
午=うま=ウマ
未=ひつじ=ヒツジ
申=さる=サル
酉=とり=トリ
戌=いぬ=イヌ
亥=い=イノシシ
馴染みのある動物がいる中、
「猫」がいないことに違和感がありますよね。
私達が聞いているお話では、
そもそも、十二支に猫が含まれていない理由について、もっとも有名なのが、「ネズミにだまされた説」だろう。
神様が地上の動物を招き、先着順で十二支を決めるという話である。日頃から猫のことをよく思っていないネズミがわざと1日後の日付を伝え、猫は約束の日に到着できず、選考に漏れてしまったというのがよく聞く話だが、地方によっては、神様に呼ばれていること自体、ネズミは猫に伝えなかったとするパターンもあるらしい。
このほか、「お釈迦さまが亡くなるきっかけを猫が作った説」「干支が生まれたころ中国に猫がいなかった説」など、諸説あるようだ。
十二支、猫がいない本当の理由は?
しかし十二支に猫がいない、
真相は違うようです。
元々、
十二支の動物は後付で、
庶民に覚えやすくするため動物を十二支に振ったものです。
一般の人が干支を覚えやすいように動物とひもづけた、という話を聞いたことがあります。十二支の動物を見ると、ほとんどが家畜ですよね。ニワトリ(酉)は3~4000年前に東南アジアのセキショクヤケイが家禽化したもので、歴史が古い。犬の起源だって最近いわれているもっとも古い説は3万5000年前で、おそらく2万年前には家畜化されていたのではないかと見られています。十二支を覚えてもらうには、古くからなじみのある動物にしなきゃ、ということが背景にあったんじゃないかと思います
ではなぜ猫が外されたのでしょうか?
寅=とら=トラ
まずはトラですが、
トラはネコ科ですから、
入れ替わっていても良い可能性があります。
実は干支ができた中国では、
ネコよりもトラの方が古くから知られている存在で、
ネコは新しい動物なようです。
猫、中国では新しい生き物?
猫といえば、
古代エジプト時代にいて、
古くから人と関わっている動物だと思いましたが・・・
猫は古代ジプトで飼育され、神格化されていた個体が、地中海東部のフェニキア人によりシャム(タイ)やペルシャ(トルコ)などに密輸され、じわじわと世界に広まったとされる。当時、エジプト国外への持ち出しが禁止されていたのだそうだ。
その後、ローマ帝国が古代エジプトを征服し、今から1900年ほど前、1世紀ごろに勢力を拡大したことを機に、ヨーロッパやインドなどにも猫が広がり、ようやく中国に伝わったのではないかと先生は言う。
1900年前に中国に入ってきた動物だとしたら、
干支の動物に漏れたのも仕方ないかもしれません。
猫 十二支に世間の反応は?
◆昔、中国には猫がいなかったから干支にならなかったって聞いたことがある。
でもみんなに混じって寝ずに真面目にレース受けてる感じもしないし十二支に居なくても納得。
◆他の国の干支は猪が豚だったり
龍の代わりにワニが入ってたりするので
日本人からすると違和感あるけど、ちょっと楽しい
◆以前はお正月に漫画日本昔話でお正月にちなんだ話として干支を決める話、毎年のようにやってたなぁ。
ネズミが猫に競争の日にちを1日ずらして伝えたってやつ。
昔はいいアニメが沢山あったなぁ。
◆まぁ虎も猫科だし猫科代表として体が大きな虎を出走させたのでは(^_^)
◆確か干支を決めるのに、決められた期日までに神様の所へ来た動物の順番で決まった。猫はうその日にちを教えられて、着いたのが期日の翌日で間に合わなかったという。むかーし日本昔話で見た。
◆昔、祖母から聞いたのが
猫は当日、化粧(毛繕い)を一生懸命やりすぎてスタートに間に合わなかった説。
妙に説得力があって、しばらくその説を信じていました
◆年賀状にも猫年賀状多い。
干支じゃないので毎年使えて良いのでは。
福、幸=猫 のイメージがあると思う
◆エジプトがネコを独り占めしてたら今のパンダみたいな存在になっていたのかな?
今は特別な動物じゃなくても多くの人が虜になってるけど。
◆元々あった字に庶民が親しみやすいようにキャラクターをつけたからね。
字のイメージに合わないのは選べなかったのかね。でも、全くイメージと合わない字もあるから、決めた人達に聞いてみたいわかりませんな。
猫 十二支 おわりに
十二支の干支を意識するのは、
年賀状を作る時だけだったりします 笑
そして、
猫は招き猫で使われるぐらいおめでたい存在なので、
猫好きはそれで勘弁してください。
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