夏休みも終わり、そろそろ新学期が始まりますね。2学期になり新しいクラスにも慣れた人もいる一方で、人間関係に悩んでいる方もいると思います。そこで今回は、2学期から友達の作る方法をご紹介したいと思います。5つの方法に、きっかけや、相談方法も紹介。
友達を作る方法5つの方法
自分の考えを改めてみる
まずは自分が他人をどう見ているかを考えてみましょう。
「あの子は派手だし、話が合わなさそう」「あの子は暗いし、話しても面白くなさそう」と、1学期のうちに先入観が出来てしまっている人もいるのではないでしょうか。
1学期のうちたくさん話した結果の考えならいいのですが、第一印象や一回話しただけで決めつけることはよくないことです。決めつけることにより、実は”自分と価値観が合う人”や”共通の話題がある人”などの見極めが出来なくなり、結果的に自分で選択肢を少なくしてしまう傾向にあるからです。超能力者ではない限り、その人のことは長く付き合ってみないことにはわかりません。
また、相手から嫌われていると思いも、実は単なる思い込みに過ぎません。
ほとんどの場合、何もアクションしなければ基本的に”無関心”のはずです。もちろんいろいろな人がいるので例外はあると思いますが、基本的に何もしていない人を嫌う人はいないと思います。思い切って話してみれば、意外な交友を獲得できることもあるでしょう。
2学期が始まるまでの間、今一度気持ちの整理をしてみてはいかがでしょうか?
自分から話してみる
まず友達の輪に入れない原因として挙げられるのは、自分から声をかけることがなかったのではないでしょうか。
クラス替えなど新しく同じクラスになる人もいる中なので、1学期が始まったときは、お互いのことをどういう人かわからないという人がたくさんいるはずです。その何もわからない状態から、相手のことを知るために「名前」や「好きなこと」など情報を聞いたり、自分の情報を相手に伝えたりして、互いのことを理解していくのだと思います。
しかし、自分から会話をしに行かないということは、相手に自分のことを話さないということなので、相手も自分がどのような人かが分からず、話の幅が広げにくくなり、結果話しかけづらくなるということになると思います。
2学期になり、いくらかのグループが出来ているのは、お互いのことが分かり、その中で気の合う仲間を見つけたという証拠になります。もし友達を作るなら、まずはコミュニケーションの中で自分を紹介し、その中で「あっ、ここは自分の価値観や趣味の合うグループだな」と思ったら、積極的に話しかけてみるといいと思います。
笑顔で接してみる
皆さんは、初対面の人と話すときに暗い印象だと話しかけづらいと感じませんか?例えば、下を向いて暗い表情をしているなどしていて、その相手がどのような人かわからないと「話しかけていいのかな?」とためらうこともあると思います。
そして初対面で暗い印象のまま話してしまうと、これ以降も”暗い人”というレッテルを張られてしまい、相手からは話しかけづらい人と思われてしまうことでしょう。
一方笑顔が多い人はどうでしょう。相手に暗いや怖いという印象を与えづらく、周りの空気も明るく爽やかになることが多いです。初対面の人にも最初の印象がよく残り、また話しかけてみようと自分のことに興味を惹かれることにもつながるでしょう。
そしてここからが本題ですが、イメージというのは上書きできるところがあります。
1学期で思っていたイメージは夏休みという期間でリセットされていることもあるため、2学期から新しいイメージを印象付けるにはもってこいといえます。試しに笑顔で話してみてください。中には「夏休み中何かあった!?」など驚かれることもあり、話の幅が広がることでしょう。
もちろん、無理にとは言いません。いろいろな人がいますから、中には全く印象を変えない人もいると思います。どんな人でも仲良くなることは難しいと思いますので、自分の気持ちを押し殺すことは止めておきましょう。
はっきりした声で
上記の暗い印象と同じ原因ですが、”ボソボソ”としゃべることもあまりいい印象を持たれないでしょう。相手に伝えたいことがなかなか伝わらないですし、やはり暗い印象を持たれると思います。
はっきりしゃべるということは、明確に相手に情報を伝えられることや自信を持っているという印象を持たれるため、”しっかりした人”と頼られる存在になることでしょう。また、将来社会生活においても役に立つことにもなります。
さて、もしこれに該当する人がいるなら、普段猫背になっていることが挙げられます。
上記の下を向くと同時にやりやすいのが猫背。これでは通る声も通らなくなります。まずは姿勢を正すところから始めましょう。その他の補いとして、腹筋を鍛えたり歌を歌ってみたりしてもいいと思います。どちらも声を出しやすくするだけではなく、暗い気持ちを和らげることにもつながります。
今は夏休み期間中。めいいっぱい取り組んでみてはどうでしょう。
聞き上手になる
人と話すうえで”沈黙”が嫌な人も多いと思います。「何か話さなきゃ」と思っていても相手のことが分からないと、余計に話せなくなることがあります。また性格上、自主的に発言しないという方もいると思います。
そこで目指すことは”聞き上手”になることです。
例えば、相手の好きなことを聞いてみて、それについてのことをただいろいろ聞いてみるだけでも効果があります。自分の好きなことを聞いてくれる人がいるだけでも気分が上がるもので、これだけでも会話が続くことがあります。
もしその会話の中で、自分との共通点があれば、さらに会話の幅が広がりますし、自分の知らない新しい発見がある可能性もあり、聞くというだけでも単に悪いことばかりではないことが分かります。また、自分の知識だけではなく本などの情報を併せて使ってみるのもいいと思います。
例えば、休み時間中にその人の好きなものが載っている本や動画などを一緒に見るということです。これだけでも時間を共有しながら、共通の話題ができる楽しみが増えることでしょう。
友達を作るきっかけとは?
友達作りは学校の節目だけではなく、行事やイベント、日常の中にもあふれています。
特に2学期からは、体育祭や文化祭など数多くのイベント行事があります。
同じ時間を共有することで得られるきっかけや出来事など、もしチャンスと思ったら思い切って行動してみるのも手だと思います。中には卒業間近で友達を得た人もいるとのことなので、人生何が起こるかわかりません。
友達を作る時は、自分の気持ちを偽ったり押し殺したりせず、ありのままで話しかけてみましょう。
友達作りの相談方法
昨今では本以外にも、ヤフー知恵袋などのお悩み相談で情報収集ができるようになっていますね。
https://chiebukuro.yahoo.co.jp/(ヤフー知恵袋トップページ)
https://oshiete.goo.ne.jp/(教えて!gooトップページ)
日本中の方々が相談にのってくれるため、自分ではわからなかったことも簡単に解決できるようになっています。しかも基本無料で相談できるため、学生の方々には何よりのサービスではないでしょうか。
また、同じ境遇の方々も回答してくれることから、さらに詳しい解決方法を知ることもできるでしょう。
友達を作るには、行動あるのみ
上記のようなサイトや掲示板などを見て情報を得ていても、実践にかなうものはありません。
どれだけの本やネット記事を見ても、話す相手の性格や情報は載っていません。実際会って話してみて初めて分かるものです。
そして失敗しても大丈夫です。”失敗は成功の元”とも言いますし、ましてや全ての人と仲良くなることは難しいと思います。何度も言っていますが、人の考え方や価値観は様々ですし、合わない人と無理に仲良くなろうとしても長いことは続きません。自分が自然に振舞えるだろうと思える人と友達になれば上出来です。
また長い目で見れば、将来のコミュニケーション能力にも役に立ちます。様々な人に臆せずコミュニケーションをとれるというだけで、資格を一つ取ったようなものです。自らの自信にもつながるでしょう。
友達を作る方法 まとめ
ここまで友達の作り方をご紹介しましたが、何も無理に友達を作る必要はありません。
長い人生、たまたま話が合わない人ばかりということもあるでしょうし、対人関係に対して何かしら思うところがある人もいると思います。人脈を作ることはもちろんメリットがたくさんありますが、息苦しいと感じたならば無理に作る必要はないと思います。それこそ自分の気持ちを押し殺し続けることになるでしょう。
しかし、もし友達を得るために何か変わりたいと思うなら、とりあえず”行動”するこれに尽きると思います。
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