「噂の真相」の編集長だった岡留安則さんが亡くなりました。
「噂の真相」とはどんな雑誌だったのか?
岡留安則さんの人生も振り返ります。
岡留安則 死去 「噂の真相」はヤバい雑誌だった
「噂の真相」岡留安則さんが死去 https://t.co/1sYfJWi8xM
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2019年2月2日
岡留安則さん死去にニュースは、
大きく報道されました。
月刊誌「噂(うわさ)の真相」の編集長を務めた岡留安則(おかどめ・やすのり)さんが1月31日、右上葉肺がんのため那覇市内の病院で死去した。71歳だった。
政界や芸能界のタブーに斬り込んだ「噂の真相」を1979年に創刊し、25年間にわたって編集長を務めた。99年には、当時の東京高検検事長の女性問題を報じ、後の検事長辞任につながった。2004年の休刊後、沖縄県に移住。飲食店を経営しながら、沖縄の米軍基地問題について積極的に発言し続けてきた。16年に脳梗塞(こうそく)を発症。その後、がんが見つかり、治療を続けていた。
出典headlines.yahoo.co.jp
・月刊誌「噂の真相」の編集長だった岡留安則さんが、がんのため沖縄の病院で死去
・「噂の真相」は1979年~2004年まで25年間刊行。芸能界や政界、財界のタブー記事が話題を呼んだ
・休刊後は沖縄に移住し、飲食店のかたわら、沖縄の米軍基地問題に取り組んだ。
噂の真相は「タブーなき雑誌」をうたい、
政界・財界・皇室・芸能界の暴露記事を書きまくりました。
たとえば文壇のゴシップ記事は、今でも文春は絶対書きません。
文藝春秋で作家先生を抱えている以上、文壇だけは聖域です。
新潮社など小説を刊行している出版社は自分たちの食い扶持を減らすような真似はしないですからね。
川島なお美と渡辺淳一の不倫密会問題を取り上げたのは噂の真相でした。
他社でできない文壇関係の暴露記事は多かったと記憶しています。
また芸能で言えば、ジャニーズ関係のタブーも恐れずに記事にしていました。
ジャニーズのタブーと言えば、ジャニー喜多川のホモセクハラ問題ですね。
司法、政界で言うと
則定衛東京高検検事長の愛人スキャンダル、
宗像紀夫東京地検特捜部長のパチンコ業者による接待疑惑、
森喜朗首相(当時)の買春検挙歴など、
今のマスコミでは絶対扱わない記事が多かったですね。
岡留安則 死去、世間の反響は?
噂の真相の元スタッフからも岡留安則の死去についてコメントが出ています。
岡留は、1979年3月に月刊誌「噂の真相」を自ら創刊し、以来、25年間、編集発行人として、権力を撃ち続けました。その間、東京地検特捜部からの不当起訴、右翼の襲撃、警察の家宅捜索、森喜朗や安倍晋三との名誉毀損訴訟など、数多くの圧力やトラブルに見舞われましたが、一切屈することなく、言論の自由を守るために闘い続けました。
ただ、救いは、岡留がもっとも思い入れのあった沖縄の地で生涯を終えられたことです。生前は「死んだら沖縄の海に散骨してほしい」と語っており、亡くなる直前には、大好きだった「花」を聴いて、涙していたそうです。
出典 リテラite-ra.com/2019/02/post-4524.html
噂の真相の記事のため、右翼から襲撃があったり、多くの訴訟を起こされました。
スポンサー企業も降りて、広告収入に頼れずに売上だけで経営をしていました。
これだけ困難にあっても、
噂の真相を発行し続けられたのは、
岡留安則さんの言論の自由を守る意思の強さだったのでしょう。
今の文春やフライデーはアイドルの恋愛スクープや不倫など、
社会正義ではない、
売れるネタばかり、
ややもすると弱いものイジメしているように感じますが、
バランスを取って、政財界、司法界にメスを入れる気はないようですね。
「え?アカエくん「噂の真相」知らないの?」「なんすか?それ?」
「極真スキャンダルとかプロレス、芸能界、@@@@まで書いてる雑誌だよ!」
「読みたいです!」「オレ創刊号から持ってるから、今度読ませてあげるよ!」「はい!」高校時代のオールナイト終わりの弟子志願中の明け方の新宿の会話— 玉袋筋太郎 (@snack_tama) 2019年2月2日
アカエとは玉袋筋太郎さんで、
創刊号から全部持ってる方が水道橋博士のことです。
玉袋さんも岡留安則さんの死去に触れて、
現在休養中の水道橋博士との思い出話を呟いていました。
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