ベネチア 水没がヤバい!理由は?水害対策モーゼ計画とは?進まない理由は? | ErimakeeニュースWEB

ベネチア 水没がヤバい!理由は?水害対策モーゼ計画とは?進まない理由は?

社会
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ベネチア 水没が話題になっています。

ベネチア水没の理由は?

対応策の「モーゼ計画」とは?

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ベネチア 水没

ベネチア 水没のニュースは、次のように報道されています。

 「水の都」として知られ、世界遺産に登録されているイタリア・ベネチアの歴史地区が12日、高潮の被害を受けて浸水した。中心部にある観光名所のサンマルコ広場は一面、数十センチの高さまで浸水。観光客は水上の渡し板を伝って移動する事態になっている。

ベネチア市によると、12日午後10時50分(日本時間13日午前6時50分)に、187センチの高潮を記録。1966年に記録した194センチに次ぐ高さとなった。市の高潮対策センターによると、110センチを超えると住宅に浸水被害が出るといい、12日朝には市内に高潮警報のサイレンが響き渡った。

イタリアは低気圧の影響でここ数日、全国的に雨が降り続いていた。ベネチアでは秋から冬にかけて、シロッコと呼ばれる南風の影響で満潮時に高潮が起こりやすい。これに大雨が重なって被害が拡大した。

最も標高の低いところにあるサンマルコ寺院は、12日の高潮で深刻な被害を受けた。伊紙レプブリカ(電子版)によると、寺院入り口近くの柱廊では高さ70センチまで浸水し、大理石の柱や建物のれんがが被害を受けた。「1200年の歴史で6度目」という深刻な被害で、同寺院を担当する国の財物管理官は「水が引いた後も残る塩害が心配だ」と懸念する。

出典headlines.yahoo.co.jp

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ベネチア 水没 現在  高潮で

水没したベネチアの写真を見てみましょう。

 

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ベネチア 水没の理由とは?モーゼ計画?延期の理由は?

ベネチアは、北イタリアの住民が5世紀以降、

異民族の襲撃からベネチア湾の干潟に逃げ込んでつくった人工的な都市です。

元が干潟ということから昔から浸水被害がありました。

 

しかも戦後に工業用水の組み上げで、

地盤沈下もしています。

 

これが水没の理由ですが、

浸水被害に遭いやすいからと手をこまねいていたわけではありません。

 

イタリア政府は可動式防潮堤を建設する「モーゼ計画」を進めています。

 

旧約聖書で紅海を真っ二つに割き、道をつくったとされる預言者モーゼにちなんだ計画名です。

ベネチアを囲む内海と外海は細長い島や半島で隔てられ、間に3カ所の切れ目がある。

そこに高さ最大約30メートル、幅約20メートルの金属製防潮堤計78基を設置し、高潮を食い止める計画です。

防潮堤は普段は海面下にあるが、高潮が110センチに達すると外海からの水の進入を遮るように持ち上がり、内海を約2メートル低い水位に保つ計画です。

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ベネチア 水害対策 モーゼ計画が進まない理由は?

2003年に工事が始まり、

2011年には完成予定でしたが、

繰り返し延期されてきました。

 

理由は予算と汚職、環境団体でした。

当初見通しより予算が大幅に膨れ上がったほか、14年には計画を巡る汚職容疑で市長ら市幹部が逮捕されたことなどで、現時点でもなお完成していない。イタリア紙スタンパなどによると、完成は22年になる見通しという。また、イタリアの環境団体などは防潮堤が海水の流入を阻んで内海の水質汚濁を招き、生態系に悪影響を及ぼすと計画に強く反対している。

引用https://this.kiji.is/429867061762868321?c=39546741839462401

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ベネチア 水没 おわりに

年々、温暖化、地盤沈下とベネチアの浸水被害は深刻になりつつあります。

2018年10月の暴風雨では水位が156センチに達し、

街の7割以上が浸水しています。

世界の観光地ですから、

早急な対策を講じて欲しいと思います。

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