博多どんたく 歌詞の意味、由来は?ぼんち可愛いや | ErimakeeニュースWEB

博多どんたく 歌詞の意味、由来は?ぼんち可愛いや

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2021年の博多どんたくは、パレードなどは中止となりますが、その他イベントは開催される予定となっていますので、いまから楽しみですね。

 

この福岡だけでなく全国的にも有名なお祭りである博多どんたくには、フィナーレの誰でも参加できる総踊りなどで使われるメインテーマである博多どんたくの歌があります。

 

この博多どんたくの歌の歌詞や由来、博多どんたくに参戦する前にぜひ、チェックしておきたいですよね!そこで、ここでは気になる博多どんたくの歌の歌詞の意味や由来を詳しくご紹介します。博多どんたくで使われるメインテーマである博多どんたくの歌の豆知識について知りたい方、必見!

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博多どんたくの歌の由来とは

2020年の博多どんたくは、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、2021年はゴールデンウィーク中の5月3日と5月4日にパレードなどを中止にして規模を縮小し開催される予定です。

この博多どんたくのメインテーマとなる博多どんたくの歌は「ぼんち可愛いや」という歌です。

そんな博多どんたくで使われる「ぼんち可愛いや」の由来をご紹介しますね。

 

ぼんち可愛いや寝んねしな・・・の歌詞で始まるこの博多どんたくの歌は、そもそも幕末から明治時代にかけて流行したしりとり歌が由来となっています。

このしりとり歌の名前は「江戸のしりとり歌」。

このぼんち可愛いやの詳しい歌詞は、博多どんたくのホームページに掲載されていますので、気になる方はご確認を。

博多どんたくホームページURL:http://www.dontaku.fukunet.or.jp/about/bonchi

 

この博多どんたくの歌であるぼんち可愛いやの歌詞に品川女郎衆十匁という歌詞を見ても分かるように「国々色里あたい付」によると文化・文政頃の東京、品川では色里の値がこの歌詞の通り十匁ぐらいだったそう。

 

ここからも幕末にこの歌が流行していたということがわかりますね。

博多どんたくの歌である、ぼんち可愛いやの歌詞は全体で7番までありますが、本来の元文はもっともっと長くて牡丹に唐獅子から始まる文章が延々と続いた後、最後のほうで坊やはよい子だ寝んねしな、品川女郎衆は・・・」と続いていきます。

 

この坊やよい子だの部分が現在の関西弁に変化したのは明治時代になってからだそう。

 

なぜ、この歌が博多どんたくの歌となったのかというと、昔、東京栄多楼に弟子入りした博多出身の河原田平兵衛さんが東京で現在のぼんち可愛いや②変化する前の歌を覚えて博多に帰って店を開いたことが由来。

 

そして、その当時お祭りの曲としては地味であった地唄に代わる曲として河原田さんが先の曲を編曲しなおし現在のぼんち可愛いやが日露戦争後に作られたのでした。

 

その後、大正時代に河原田さんが編曲した歌に「一度は気やすめ二度はうそ」と「もうしもうし車屋さん」という歌詞の部分が改変された模様。ただし、「江戸のしりとり歌」がもとになっているこの博多どんたくの歌である「ぼんち可愛いや」の1番目はしりとり歌になっていますが、2番目以降はしりとり歌になっていません。

 

Youtubeにて「ぼんち可愛いや」が流れる中、博多どんたく平成最後の総踊りが繰り広げられている様子を紹介している動画を見つけました。

 

踊り手だけでなく一般の方も「ぼんち可愛いや」の局に乗ってどのように総踊りに参加しているか
この動画を見て、博多どんたく参戦前にチェックしておきましょう。

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博多どんたくの歌の歌詞の意味とは

博多どんたくのメインテーマとして使われる「ぼんち可愛いや」の歌詞の意味を部分的にチョイスしてご紹介しますね。

 

まずは、冒頭である1晩の歌詞。

そもそも歌詞に遊女が出てくる自体でちょっとお色気のある菓子であることがわかりますが、玉屋が川ィすっぽんぽん」はただ花火師が花火を打ち上げたという意味ではなく「川ィ」と「可愛い」をかけて坊やが可愛いのはすっぽんぽん(裸)という意味にもとれるのです。

 

ちなみに歌詞に使われている「あかちょこべ」とは標準語でいう「あっかんべー」と同じ意味。

Youtubeにて博多どんたくのお祭り本舞台で「ぼんち可愛いや」をワンコーラス演じている動画が
紹介されていました。あの歌詞がどんな曲でどんな風に踊られているのか知りたい方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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博多どんたくの歌の歌詞 まとめ

博多どんたくのメインテーマとして使われる博多どんたくの歌「ぼんち可愛いや」は東京の菓子屋に修行に行き幕末から明治時代に流行した「江戸のしりとり歌」をおぼえて博多に帰ってきた河原田さんがお祭り用に編曲した歌です。

日露戦争後に編曲したちょっとお色気のある楽しい歌は、大正時代に改変されながら現代に受け継がれ、毎年博多どんたくの総踊りなどの時時使われていると考えると感慨深いですね。

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