春が近づいてくると装飾もどんどん賑やかになってきますよね。日本では春めいた色合いで、花の飾りが多くなります。しかし、アメリカではイースター!4月が近づいてくると春色というだけではなく、街並みはイースター仕様になってくるんです。今回はそんなイースターの飾り付けについて調べてみました。
イースターの飾り付けに必要なものって?
4月が近づいてくるとアメリカではソワソワ・・・なぜならば「イエス・キリストの復活祭=イースター」が近づいてくるからです!
イースターはクリスマスよりも大切にされているお祝い事なので、大人だけではなく子供たちもせっせと飾り付けの準備を始めます。ところでイースターの飾り付けに必ず必要なものといえばなんだと思いますか?
「卵」「うさぎ」この2つです!
これには・・・
「卵」=キリスト教で生命の誕生を意味しており、復活の象徴として重要。
「ウサギ」=『イースターバニー』と呼ばれ、子沢山のウサギは豊かな生命の象徴であり、生命の復活と繁栄を祝うシンボル。という理由から、イースターでは主役級の欠かせないシンボルとして大切にされているんです。そのため「イースターの飾り付けはウサギと卵」が必要不可欠となります。
イースター どんな飾り付けをするの?
先述したとおり、イースターでは「卵」と「ウサギ」が重要です。
そしてイースターの語源は、古代ゲルマン神話の春の女神『エオストレ(Eoster)』からきているという説があります。春の女神の名をとったことで『春の訪れを祝う』という意味も含まれているんだそう。
このことからイースターは春のお祭りでもありますので、春を象徴するでポップで明るいイメージになります。
例えば春の花の色で多い黄色、ピンク。新緑の緑。空の色の水色などですね。冬が終わり、春の訪れを喜ぶ人々や動物たちの気持ちが感じられるような明るい気分になれます。
よって春の訪れと「卵」「ウサギ」を合わせたような飾り付けが多いです。例えば、庭の木や屋内用の小さい木に「卵」と「ウサギ」の飾りをつけてイースターツリーにしてみたり、
リースに「卵」をつけてイースターリースにしてみたり、
「卵」をカゴに入れて鳥の巣のような置き物にしてみたり、
私が探しただけでも、人によって色々な飾り方と楽しみ方がたくさんありました。
もっと身近なもので気軽にやってみたい!という人は、こちらの方の様に日常生活のものに混ぜ込ませるのも一つの手ですね。
イースターエッグの作り方
プラスチック製のイースターエッグは店頭でも購入できますが、「もっと手軽に家の卵でできないかしら?」と考えるお母様もいらっしゃると思います。
実はとても簡単に卵の中身を抜く方法があるんです。しかもその日の夕飯の材料に中身を使えるし、中身を抜いた卵の殻を使ってお子様と楽しく色をつけることもできちゃいます。
用意するものはこちら。
・画鋲
・竹串
・ボールまたは小さなお皿
まず生卵の状態で殻に穴を開けます。
画鋲などの先が尖ったものでゆっくりと穴を開けて、静かにくるくる針を回し、そっと穴を広げてください。
ここで気をつけて欲しいのが、一気に力を加えると割れてしまう可能性があります。必ずゆっくり行ってください。
穴が安定したら、竹串などで中身をかき回して卵の中身をお皿やボールに出しましょう。黄身を壊してから出した方がスムーズに出てきます。
卵の中身を出し終わったら、水でよくすすいで乾かしてください。
たったこれだけです!
この作業が終われば、あとはマーカー、アクリル絵の具で好きな色をつけることができます。お子様と色付けの作業はきっと楽しいこと間違いなしです。ぜひご家族で楽しんでみてください。
イースター飾り付けのまとめ
日本ではまだあまり馴染みがないイースターの飾り付け。思っていたよりも気軽に始められそうでしたね。小さいお子様も楽しめる自由度の高い飾り付けなので、親子で「ああしよう。こうしよう。」と話し合いながら作ることもできます。これを機に家族全員でイースター気分を満喫するのもいいかもしれませんね。
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