シン・エヴァンゲリオン劇場版のネタバレ感想 親子喧嘩とシンジの成長 | ErimakeeニュースWEB

シン・エヴァンゲリオン劇場版のネタバレ感想 親子喧嘩とシンジの成長

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2021年3月8日、ついに劇場公開となった「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。ネタバレを含む感想を集めました。ネタバレも含まれますので、まだ観ていない人は、以降お気をつけください。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 感想 親子喧嘩とシンジの成長

TVシリーズから最新作の劇場版シリーズを全て拝見した上で、初めは今作の劇場版シリーズはシンジ君の成長を描いているのかと思いました。

 

もちろん、シン・エヴァンゲリオンを鑑賞した後も抱いている感想ですが、しかし今作のシン・エヴァを鑑賞した後にもう一つ抱いた感想は「親子喧嘩」です。

 

しかし、ただの親子喧嘩ではなく碇ゲンドウという父親でもあり一人の男としての愛の物語でもあると思いました。

 

忘れられない人に再会する為に、倫理を犯してまでも突き進む悲しい姿に涙腺が崩壊してしまいました。その父親に一人の人間として対峙するシンジ君に、本当に成長したと感じる場面も多数あり感慨深かったです。

 

もちろん、碇シンジ、碇ゲンドウ以外の主要キャラクター達の過去や決意など、シンエヴァには全ての感情が詰め込まれた終わりを飾る素晴らしい結末だったと思います。

 

そして今までの劇場版での謎めいた伏線を回収しつつ、新たな謎も出てくるのは流石庵野監督ワールドと感嘆致しました。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版の感想 「シンジとアスカ」

他にもアスカとの関係性について感想です。

 

シンジがすごく強くなっていて神のような振る舞いをしているというところがすごく面白く感じられました。

 

ゲンドウに対して怒りをあらわにするところやミサキに対しても以前のように言われたままで従っている様子もなく、またアスカにしてもそうです。

ケンスケと仲良さそうに過ごしているという所に賛同していて、シンジがアスカと付き合ってほしいという自分自身の考えに沿わないことに嫌気を感じる人が多かったのではないかと思いすこしニヤニヤしていました。

 

ともあれアスカとケンスケの仲にしては、ファンが多かった故にケンスケの存在というのは特に気になるような人が多かったですが、私はそれほどショックは受けませんでした。

 

時系列的に劇場版Qの頃にはすでにアスカとケンスケが付き合っていたというところや、あるシーンに現れるアスカの高揚している顔などにエロさを通り越したケンスケとセックスをしているようなことを連想されるような感じがしている人がショックを受けていましたね。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 シンジとゲンドウの立ち直り

それぞれのキャラクターにそれぞれの決着があって、みんなが納得してきれいに終わった
子供たちはもちろん周囲の大人たちも、みんなが納まるべきところに納まったミサトさんも加持さんもリツコさんも、もちろん碇司令も冬月副司令もかつて子供だったトウジもケンスケもそのほかの大人たちも、もうほんとうに全員だこんなに丁寧に描かれるとは思っていなかったこれだけの長尺作品になるのも納得。

旧エヴァも新ヱヴァも、結局は精神的自立(自己の確立)の話だと、私は思っています。
旧エヴァはシンジくんの立ち直りの話。
今作では立ち直って進み始めたシンジくんと、ゲンドウの立ち直りの話。
後はそれに色んな設定だとか専門用語だとか、ゴテゴテ装飾して難しい話になってるだけ。

もしかしたら見た人の中には、「ここまでやって結局親子喧嘩かよ」とか、「またこの演出かよ」みたいな批判もあるかとは思うのですが(というか当然あるだろうと思う)、結局人が人生懸けて言いたいことなんて3つも4つもねえんだ!

そもそも当時30歳前半の庵野監督が、半ば自叙伝的に自分の精神的成長を語ったのがアニメエヴァだとすれば、そこで完了したはずの自分史の振り返りを25年後の60歳になっても続けさせられているって結構大変だと思うんです。だって60歳って言ったらもはや自立が云々ではなく終わりが見え始めてる時期でしょうから(自分はその年齢じゃないので分からないけど)

逆を言えば、例え25年経っても、60歳になっても、人が本当に主張したいことなんてそうそう変わるもんじゃないんだって気づくことが出来ました。
そのシンプルな軸をブレずに貫徹してくれたから、すごい気持ちよく見終わることが出来たんじゃないかと思う。いいんだよ!アニメエヴァでシンジくんが悩んで解決したという物語を、映画で焼き直しのようにゲンドウが同く悩んで解決したって。だってそれが言いたいことなんだから。
それに反して世界観や設定、「シトとは」とか「エヴァとは」とか「死海文書とは」などについては、ほぼ何も語られない
入場者特典で配られる冊子(ネタバレあり注意との表記あり)には、さらに新しい「謎ワード」が満載で、物語背景についてはさらに混乱・混濁を強める仕掛けになっている

ここには意図があって、そういったものさえすべて乗り越えて飲み込んで、それでも生きていく「子供たち」の成長と未来を祝福するモノと読み取った

感動的な最終シーンで、前作で落ちるところまで落ちた碇シンジがすべてを乗り越えた「表情」を見せ、偽りの救済である人類補完計画などで与えられる希望や安らぎでなく、自分自身でつかみ取っていく幸せと、その覚悟を得ている描写は、いままで「碇シンジの物語」をずっと見てきた僕たちの心を解放してくれた前作の劇場版は「自分で現実社会に出ていけ」というメッセージだったが、新劇場版は「さあ、いっしょに出よう」というやさしい声かけになっている。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 伏線回収

なんというか憑き物が落ちたというか、成仏したというか。期待をしていなかった回収に次ぐ回収、風呂敷がどんどん畳まれていきます。また終盤はエヴァが終わるぞ!という事実が優しく、それでいて避けられない事実としてジリジリと迫ってきます。謎という可能性を捨て、物語を確定させるのは、かなりの覚悟が必要だったと想像できます。エヴァに影響を受けた作品群が、それでもエヴァより先に結論を出し、結果的に本家がネタに苦しむ状況もあったようにも思われます。結果としては、よくある超越者の世界創造エンドでしたが、なんかもう他と似てるとか、そういった事前の危惧は吹っ飛び、ただただ終わらせてくれてありがとう…という気持ちになりました。おそらく気骨ある方々は、納得しない体力もあるだろうけれど、物語が畳まれていく様に涙が浮かんだ僕には、どうやらその体力がないのだと実感しました。

まだ考察も何もないけれど、他の方の感想を摘まみ見たところでは、僕と同じように「成仏」という単語を使う方々が多いことに親近感を覚えます。また、キャラの幸せが「家族」という名の救済に向かっていたことは、人を選ぶかもしれないし、現に孤独を感じた方も多いように見えました。あと考察系サイトの皆々様が「私の考察通り!!」と言っていることにも興味を覚えました。実際、僕もそう感じたわけですが、決して皆が皆同じ考察ではなかったのに…。おそらくこれまでの謎要素に、ちょっと時計の針を進めたけだと思うんだけれども、それがワイルドカード的に機能したのかな? 不思議だなぁ。

昔から未完の物語が多いですが、それでもそれなりの年月で終わった作品が圧倒的に多いですよね。ただ僕が成人してからこっち、完結しないまま数十年以上平気で続いている作品もあります。キャラクターたちは携帯電話も使わず、その時代のまま生きています。読者もキャラクターと同様に若いと錯覚してしまう。それは罪なことだと常々思っていました。エヴァはTV時代にオタク卒業層を呼び戻しながら、旧劇ではヒステリックにオタク批判をしました。年月はまた同じ世代をオタク卒業に向かわせましたが、頼まれてもいないのに新劇で再度呼び戻されました。こう書くと、前述のようなボクシング漫画やダークファンタジーよりも凶悪に感じなくもないですが、今回は温かく卒業できたと思います。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 マリに不満

ラスト、海岸にいたシンジを迎えにきたのが、マリだったことに最初は不満だった。
しかし今は、マリが迎えに来て正解と考えている。

 

仮にレイかアスカだったならば、ファンとしては嬉しい展開だが、エヴァは決して完結しなかっただろう。アスカは14年前の恋にケリをつけ、大人として歩んでいくだろう、レイは人形ではなく、一人の人間として自立し旅立っていった。

それなのに、そんな二人がシンジの元に行けばエヴァはまた続いてしまう。だからこそマリが迎えに来たのだと思う。駅のホームでシンジはマリと共に行ってしまった。もうあの3人は一緒に同じ道を歩むことないのだ。寂しい気持ちはもちろんある。

でもシンジたちは「チルドレン」ではなくもう大人になったのだ。出会いと別れがあり、思いや気持ちの変化は当然のことだと思う。シンジやアスカはあの時のままですが、コッチはすっかり年取って、40歳超えてますからね。未だにエヴァ見てるのかよ?っていわれるような年齢になりました。

 

でも、今思うのは、この長い間、エヴァの事が好きで良かったな。という思いです。自分の人生に、エヴァは大きな影響を与えてきて前向きに歩けるそんな思いになれました。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 渚カヲルの死から立ち直り

エヴァンゲリオンはこれまで、アニメ版、漫画版で一応完結されていましたが、それぞれに謎が多く、納得いかない部分もある構成だったと思われますが、今回の劇場版では「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」とシンジが言っていたように、アニメ版、漫画版も含めて全てのエヴァンゲリオンが完結するストーリー設定となっていました。

 

シン・エヴァンゲリオン劇場版の序盤について説明する前に、まず、劇場版エヴァンゲリオンでは「序」と「破」、「Q」について確認する必要があります。「序」と「破」では、アニメ版や漫画版にはない、それぞれのキャラクターの成長や、よりよい行動選択が見られていました。例えばレイがシンジのために食事会を提案したり、アスカが自分がシンジを好きなのにレイとシンジが食事会に出席できるようにするために、エヴァの試運転パイロットを買って出ると言うなど、それぞれが誰かを想って行動を選択すると言った良い変化がありました。

 

それにも関わらず「Q」では、全ての登場人物が心を閉ざし、まるで悪い方向に進んだかのように見えていました。ミサトさんや周囲のスタッフの冷たい態度、怒りをあらわにするアスカ、自分の起こしたサードインパクトで世界が滅びたことやレイを助けられなかったことを知り絶望するシンジが「Q」では描かれていましたが、シン・エヴァンゲリオン劇場版では、なぜみんながそのような態度を示したのか、シンジが起こしたサードインパクトはただただ悪いことだったのかの答え合わせから始まります。

「Q」でシンジが死んでしまったと思い込んでいた、トウジやひかり、ケンジは生きており、WILLEが支援する小さな村で生活を営んでいました。またトウジとひかりにはつばめという娘、新たな命が授かっているなど、アニメ版でも漫画版でも叶わなかった二人の姿が描かれていました。村ではサードインパクト前と比較して、物資等には恵まれない状況ながらも温泉や自家栽培など人々が協力して生活しており、「Q」のラストで私たちが想像したであろう、最悪の結末とは異なる景色がありました。

 

しかし、シンジはその様子を見ても、渚カヲルの残酷な死から立ち上がることができず、殻に閉じこもり、声かけにも反応せずにいました。アスカやレイのシンジへの働きかけが、シンジにはどう受け止められたのかは分かりません。シンジの内面の描写は本作品にはほとんどなかったためです。
平和と思われた村での生活でしたが、ゲンドウと冬月から成るNELVによるフォースインパクトを引き起こす動きが見られ、アスカたちは出動する必要に迫られました。この時、シンジは自らの意思でエヴァに乗ることを決意します。このシンジの気持ちの変化は劇場で見ていただければと思います。

 

エヴァに乗ることを決意したシンジはこの後、父親ゲンドウと向き合うことになります。これまでのアニメ版では自分の内面をさらけ出す形となり、ひどい醜態をさらし、漫画版ではレイとの交流を手掛かりにシンジはATフィールドのある世界を望みました。そして、今回はシンジの一番の葛藤の原因であった父親と対峙することとなるのです。今まで描かれなかったゲンドウの内面が本作品では言及されています。そしてこれまで父親に拒絶されることを恐れ、主体性なく過ごしてきたシンジが、自ら父親と向き合おうとします。ゲンドウの心の奥、そしてシンジの成長を劇場でぜひ見ていただければと思います。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 観終わった感想

なんといっても全ての登場人物の成長が、私の心に強く感動を与えました。アニメ版では大人の汚い部分や自己中心的な振る舞いが比較的多く、シンジも悲劇の主人公の役割に浸り、悲観的な思考であり、時折目を伏せたくなる描写も多かったと思われます。

 

そして、漫画版ではシンジは心に葛藤を抱えながらも自己開示が少し多く、他者との関わりは良い面も悪い面もあることが分かった上で、他者との関わりのある世界を選び、アニメ版と比べシンジの内面も少し希望を持てているような変化が見られました。

 

そして、本作品では、シンジが自らの行動に責任を持ち、その上でエヴァンゲリオンに乗ることを自分で選択したのです。そして、これまで避けていた父親と対峙するのですが、自分と父親が別人格であることを悟り、父親の思考や反応がどうだったとしても、自分の気持ちを伝えて、自分のできることをする、と自分で決めて行動するのです。アニメ版や漫画版を見てきて、こんなシンジを誰が想像していたでしょうか。ここではシンジの心の成長に焦点を当てて話しましたが、全ての登場人物が素晴らしい変化を遂げています。

 

頼もしく成長したシンジが顔をあげると、暗く辛いと思えていた世界も、それぞれの登場人物がそれぞれの葛藤を有し、自分で行動を選択し、責任を持ち、生きてきた全ての登場人物が輝かしく見えてくるのです。なぜ、ミサトさんがあんなに心を閉ざしていたのか、なぜアスカが自分に怒っていたのか、答え合わせも庵野監督はきちんとしてくれました。本作品を通して、「自分が変われば世界の見え方は変わってくる」そんなメッセージを強く感じました。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 あらすじ

冒頭はパリ市街地から始まります。
前々作である破の最後ではニアサードインパクトによる大地の浄化が行われたことによってL結界密度が高くなり、人類はそこで生きることができなくなりました。

そこでヴィレはそのL結界密度を無効化する装置を展開し、ネルフとの戦闘の中で再び人類が生きていける環境を広げていきます。シーンが変わり、シンジ達は14年ぶりに鈴原トウジに再会し、トウジはシンジと初期ロットを家に招き入れます。トウジは洞木ヒカリと結婚して2人との間にツバメという子供がいました。

 

そして、相田ケンスケとも再会して歓迎されます。ですが、無気力となったシンジはその歓迎に応えることができず、シンジはケンスケに、初期ロットは鈴原夫妻に引き取られます。
シンジが引き取られた先ではアスカがいて、アスカの首についているDSSチョーカーを見て嘔吐してしまいます。

 

引き取られてもなお、ずっと塞ぎ込み続けるシンジを見かねてアスカが前作Qで何故シンジを殴りたかったのかと問いながら、無理矢理レーションを今まで何も食べてなかったシンジの口に詰め込みます。シンジは旧ネルフ施設へ家出をします。その間初期ロットはさまざまなことに疑問を持ち、積極的に人と関わっていきます。今まで命令でしか動かなかった初期ロットは、初めて自分がどうしたいかで動けるようになっていき、徐々に感情が豊かになっていきます。

 

初期ロットはシンジに音楽プレーヤーを返しにいきますが、拒絶されます。拒絶されても何度も信じの元へ訪れて、初期ロットがシンジが何もしないのはここを守ってるのかと聞くと、シンジはどうして皆優しくするんだと、初期ロットは皆シンジのことが好きだからと答えます。シンジは号泣し、ケンスケの元へ戻り一緒に働くようになり、その先で加持リョウジという子供に出会います。

 

その子は葛城ミサトと加持との子供であり、ニアサードインパクトの時には身篭り、加持はニアサードインパクトを止めるために亡くなったことをシンジは知ります。そして、夜に初期ロットは手のひらが赤黒くなっているのを見て寂しさを感じ涙します。その翌朝鈴原夫妻に今まで意味を教えてくれた言葉を書き連ねた手紙を残して、後を去ってシンジに音楽プレーヤーを返します。シンジは前に名前のない初期ロットから名前をつけて欲しいと言われてましたが、綾波は綾波だと言い、綾波は最後に自分がやりたかったことを伝えて最後は形が保てずになくなります。

 

そしてシンジは再びAAAヴンダーに帰ることを決心します。ヴィレはネルフがセカンドインパクトの爆心地に到達したとの知らせを聞き、フォースインパクトを止めるために出撃します。冬月は13号機起動の時間稼ぎにAAAヴンダーに迎撃しますが、新弍号機と八号機が13号機がいる旧ネルフ本部に到達します。新弍号機が13号機に強制終了プラグを入れようとしますが、新弍号機のATフィールドで阻まれます。

 

そのATフィールドを中和するためにアスカは人を捨て、使徒化することを選びます。使徒になった時にAAAヴンダーはネルフ4号艦に主翼を貫かれ、制御も奪われ、AAAヴンダー自体もフォースインパクトのトリガーにされてしまいます。13号機は強制終了プラグを入れる前に動き出し、使徒化したアスカを取り込みます。ネブカドネザルの鍵を使い不死身となったゲンドウはAAAヴンダーの主機である初号機を奪い、地獄の門に行きます。

 

シンジは父を止めるためにマリと一緒に後を追い、初号機に入り込みます。初号機にいた前々作の綾波と変わり、ゲンドウを止めるために攻撃しますが全て躱され、シンジは攻撃が無意味だと理解して、父のことを知るために電車内で対話します。そこで父もシンジと似ており、父は元々誰かと関わりたくない性格でユイと出会って孤独が普通では無くなりましたが、ユイを失った事実が受け入れられないと。その時に葛城ミサト以外退艦したAAAヴンダーが新しい槍を届け、AAAヴンダーは爆発します。

シンジは葛城ミサトの死を受け入れました。父は電車を降り、渚カヲルが後を引き継ぎました。次はアスカの描写です。自分自身もネルフで作られた存在であるために孤独で、誰からも認められないことに苦しんでました。シンジからは最後に好きだったと伝えられて、プラグ内で目が覚めます。
次はカヲルの描写です。

シンジと対話してシンジの幸せが自分自身の幸せではなくて誰かの幸せを望んでることを知り、今までシンジを幸せすることはカヲルの幸せだったと悟り、加持と一緒に去ります。最後に綾波も去り、シンジもマリの迎えによって脱出します。脱出して目を開けるとそこはエヴァのいない世界になっていました。駅の反対側には大人になった綾波とカヲル、アスカがいて、シンジの前にはマリが現れて手を繋ぎ駅から走り出すシーンで終わります。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 感想 マリエンド

やっぱり作画が緻密で冒頭から大迫力の絵に圧倒されました。

初期ロットが段々と感情豊かになっていて、でもシンジの前からなくなった時にはゲンドウがあえてシンジを立ち直りさせて自分の意思でAAAヴンダーに載せたんだと思うと全ては思い通りか!と思いました。

人はいつか必ず死ぬ。それが受け入れられないゲンドウと受け入れられなかったけど周りの優しさで受け入れられるようになったシンジが綺麗に対比になっていて、シンジの成長に感慨深いものがありました。

最後にまさか綾波がカヲルと、シンジがマリとくっつくと思ってなくてびっくりでした!マリはもしかしたらゲンドウの時から気になっていたとしたら、ゲンドウと似てるけど前向きになったシンジのことを好きになるのは自然なことだと思います。アスカはケンスケとくっつくのかなと…終わったはずなのに逆に後が気になって仕方がないです。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 少年よ神話になれ

ヴィレの野望、ゲンドウの思い。
そしてそして世界の在り方。
その中で生きる人々の思いと願い。
それら全てを知った時、少年だったシンジは大人へと成長をする。
一言で言い表すことのできないストーリー展開が繰り広げられます。
自分の愚かさ(罪)と向き合い、そして平和な世界を願う。
これ以上はうまくまとめられないので是非とも見ていただきたい。
そこには人々の思いと願いがこめられています。
どうしてゲンドウはあんなことをしたのか、ミサトさんはどうして艦長として戦っているのか、ヴンダーが生き物の種を保存するという目的があること。
言葉にはしきれないほどの情報量が詰まっています。

ここで私がネタバレとして書きたいのはエンディングです。
まごころを君にのエンディング、漫画のエンディングそれぞれがシンエヴァンゲリオンに繋がり、そして最後にはEVAも使徒もいなくなる。
全ていなくなるということがなによりも驚いたところです。

つまり今の私たちと同じような生活になるシンジたち。
もしかするとこの世界の中にシンジやマリたちもいるのかもしれません。
あれほどずっと使徒の脅威に怯え、戦い、苦しんできたシンジたち。
自分の愚かさが起こしてしまった大災害も一つの過去として受け止めて生きていく精神的な強さも手にしました。
だからこそ最後、シンジは前を向いていたのでしょう。
使徒と戦うよりも生きていくことの方が難しいかもしれない。
けれどもうシンジは挫けることはないでしょう。
少年は長い長い戦いの中で成長し、大人へとなったのです。
亡くなった人も多い、けれど少年が自分自覚と向き合って成長したことで世界も救われたのかもしれません。

犠牲になった人々も報われたのではないでしょうか。
少年よ神話になれ。
シンジという少年は世界を救うという神話になったのです。
ただしそれは一部の人のぞ知るお話。
そんな終わり方がエヴァのストーリーです。

自分たちも前に向かなければ、と思わされような作品。
それがエヴァなのではないでしょうか。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 アスカ推しの感想

待ちに待った完結作。
アニメ、劇場版、漫画とずっと続いてきたストーリーがどんのふうに完結するのか、楽しみにしていました。
最後はまさかそんな終わり方するの!?とびっくりするほどでした。
今までの終わり方でいくと漫画版は綺麗な終わり方、それ以外の作品はどこか心にしこりが残るような終わり方。

そんな中でそうか、使徒もEVAもなくなるのか、と知った時は少し安堵したものです。
ずっと戦い続けてきた少年少女たち。
彼らの戦いもようやくここで終わるんだなぁ、と少し安心しました。
大人たちから勝手に任されて戦い、あがき、苦しんできた長い長い道のり。
もちろん別の世界線だとしても見ている側は同じシンジ、アスカというキャラに情を寄せていくものです。
作品と共にあり続けた私たち視聴者もどこか肩の荷がおりた感覚になった人も多いのではないでしょうか。

製作陣わはじめとする関係者各位。
そして同じく作品を愛し続けて歩んできた人々。エヴァという作品が数多くの繋がりと感動をもたらしてくれたことは言うまでもありません。
皆様に感謝の思いでいっぱいです。
そして皆さんに一言言わせていただきたい。
お疲れ様でした、と。

最後に個人的にはマリとかー、と少し寂しい気持ちもあるところです。
アスカを推してきた身としては是非ともアスカとのエンディングを期待したものですが、願い叶わず。
まああれだけたくさん描いてくださっただけで十分満足しています。
これからもアスカはずっと好きでい続けるキャラだと思います。
デザインしてくださった製作陣の方々ありがとうございました。
こんなにキャラクターのことを愛し、長い期間好きでい続けられたキャラクターは初めてです。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版 あらすじネタバレ

待望の劇場版解禁となりましたシン・エヴァンゲリオンのネタバレをここに記します。ネタバレ注意なので、苦手な方またはまだ見ていないという方は見ないよう似てください。ちなみにエヴァンゲリオンのネタバレですが専門的な言葉はあまりわからないので親近感としてお送りいたします。

 

さて、9年の長い時が流れ待望であり終わりである国民的アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」がついに公開されましたね。まだかまだかいつかいつなのかとどれほど唱えたことか。前おきはここまで、それでは共感といたしましょう。

 

劇場版シン・エヴァンゲリオンを期待していたテーマは、エヴァンゲリオンの謎と人類補完計画の解明、結末そして碇シンジくんはどうなるのか。思想としては主にこれでしょう。前作であるエヴァンゲリオンQではシンジくんとカヲルくんが槍を抜き異例が発生。碇ゲンドウの目論みどおりになってしまった。そこへアスカとマリが介入。そしてカヲルくんのおかげでサードインパクトをまぬがれ、カオルくんを目の前で亡くなったショックと危うくまた世界を滅ぼしかけたシンジくんは精神崩壊してしまった。そこに残ったのはアスカと綾波レイに似た女の子。どちらもエヴァは大破し、ミサトさんたちと合流するため歩きすすむ。ここまでがエヴァンゲリオンQですね。

 

さてここからネタバレといきましょう。まずは公式で公開された冒頭10分、舞台はフランス・パリ、そこでミサトさんたち率いるAAAヴンダーは目的地としていた。なにか始めましたね。そこへ使徒が襲来。ですがエヴァンゲリオンの使徒は旧作のように数が決まっていました。ですがあきらかに人工的な使途が軍勢押し寄せてきます。なにしてんのゲンドウさん。応戦のため待機していたマリさんは大破応急補給したエヴァ単騎で軍勢使徒に立ち向かいます。そういえば、もう一つ謎がありましたね。マリさんって何者なのか。これも今作で明かされます。軍勢使徒にギリギリ殲滅したマリ、それまで作戦を実行していたミサトさんたちは作業が終わり、フランス・パリの新たな基地を解放しました。ちなみに前者もしくはこの基地での組織がいたらしいですが力尽きる前に残したようですね。みごと繋がったわけです。

 

ここで、アスカ、綾波、シンジくんたちに切り替わります。ちなみにエヴァンゲリオンといえば見どころは使徒との戦闘シーンなのですが、今回は3戦くらいなんですよね。もちろん決戦は大きく動くのですが、国民的アニメの大きな主人公である少年少女の心理。ここにカメラを向けましたね。いや大事なことですよ。さてアスカたちは合流ポイントまで歩いてきましたが綾波はちゃんと着いてき、シンジくんは精神崩壊しいまにも崩れそうなくらいでついてきてくれます。まだまだミサトさんたちとは距離があります、なんせ日本とパリですよ。そこでどうするのかと思いましたが、なんと車がやってきました。ここが合流ポイント。生存者いたのか。ひとりが車から降りてきて、やはり味方らしいです。が、なにやら親しいような。

 

そこでシンジくんが目を覚ましました。知らない天井。まるで体育館。するとひとりの医者が聞きなれた関西弁でやってきました。そう、彼です。
ここはセカンドインパクトの生き残りたちの難民キャンプ。とはいれテントでなく村のようで電車も通ってます。とはいえ彼らはふつうの一般人で助け合い、なんとか生きているという人間としての力を出しています。そこに清楚や綺麗さではありません。力を合わせているのです。そして、エヴァやパイロットのような事情は知りません。知らなくていいというか。とにかく、生きているのです。
しかしおどろくべきことがありました。注目するべきところは、海です。エヴァンゲリオンといえば赤い海でしたが、青い海でした。ミサトさんたちがフランス・パリで行っていたのはこれです。一部的ではありますが、赤く染まった世界に世界の本来の色を取り戻したのです。
アスカたちはここを合流ポイントとし、シンジくんはふさがり、綾波レイは田畑の手伝いをしていました。

 

ここまで、ほんの本編1/3までのネタバレですが、いかがだったでしょうか。ほんとざっくりですが、シン・エヴァンゲリオンは形はちがえど見たかった未来、チルドレンたちなのかもしれません。

 

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