花とゆめ、編集部が謝罪しました。
編集部が有名漫画家に寄せるよう指示して書いた漫画が、
トレース画だ！パクリだ！と騒ぎになっています。
パクリの絵柄と背後関係を見てみましょう。
花とゆめ 編集謝罪
花とゆめ 編集謝罪のニュースは、次のように報道されています。
少女漫画雑誌『花とゆめ』（白泉社）の編集長は2019年7月5日、掲載した作品で他の作品と酷似した表現があったとして謝罪した。
お詫び文では、編集部が率先し表現を似せるよう誘導したとして、「すべて編集部の意識・認識の甘さによるものです」と説明する。
■種村有菜さんとの類似指摘…本人もSNSで反応
公式サイトに掲載された編集長名義のお詫び文によれば、6月20日発売の『花とゆめ14号』の読みきり作品で、主人公の女性キャラクターが、ほかの作品のキャラクターと酷似しているとの指摘があったという。
作品名は明かしていないものの、同号に掲載された『ロマンスとバトル』をめぐっては、人気漫画家・種村有菜さんと絵柄などが似ているとして、SNS上ではさまざまな声が寄せられていた。
公式サイトでは、「少女漫画の主人公が少年漫画に異世界転生!? 」とのキャッチで紹介されていた。ツイッター利用者の「これは種村先生的にはいいの？ 私は種村先生のファンだからなんか引っかかるものがある」などとの質問に、種村さんは「ちょっと驚いています。全く知らない方です…」とツイートしていた。種村さんは白泉社から多数の作品を刊行している。
お詫び文では、「編集部が率先して先生の絵柄に近しい方向へと誘導した結果のものであり、本来なら掲載を中止しなければならない程、酷似していたにも関わらず、雑誌に掲載するという過ちをおかしてしまいました」と経緯を説明し、
「この度読者の皆様をお騒がせしてしまった原因は、すべて編集部の意識・認識の甘さによるものです。花とゆめをご愛読頂いている皆様の信頼を損なってしまいましたこと、誠に申し訳ありませんでした」
などと謝罪した。
『花とゆめ14号』は電子版でも配信されていたが、5日までに販売ページで「紙版に掲載されていたよみきり『ロマンスとバトル』は未掲載となります」と記載された。
出典headlines.yahoo.co.jp
花とゆめ 編集謝罪の漫画はこちら 「ロマンスとバトル」
種村有菜と絵柄が似ていて、
掲載中止となって漫画はこちら、
『ロマンスとバトル』です。
絵柄を見てみましょう。
出典twitter.com
出典twitter.com
作者は宇和野宙先生。
一方、種村有菜先生の絵柄はこちらです。
めっちゃ好きやったな〜
神風怪盗ジャンヌ pic.twitter.com/V4RssRDTuY— Sᒼᑋªⁿ♥︎ (@sena41647435) 2019年6月29日
種村有菜の原画展のこのジャンヌ可愛すぎないか？神風怪盗ジャンヌ好き。 pic.twitter.com/gbdUcKLM90
— かんぱち (@royal_kanpachi) 2019年6月30日
どうでしょうか？
種村有菜先生に寄せている感はあります。
花とゆめ 編集謝罪の理由は？編集部がパクらせた？
宇和野宙先生の元の絵柄を探してみると、
宇和野宙先生の作品、機会があったから前作と合わせて読んだんだけど、前作の方が個性があって好きだったな…。めちゃくちゃ可愛いんだけど、まるまる種村先生のキャラ連れてきた感…#怪物の願い事#ロマンスとバトル pic.twitter.com/iRBUK40u7t
— わさみのーる (@wa33n) 2019年6月24日
以前の絵柄
今回の絵柄
前の絵柄は、
決して種村有菜先生と似ているわけではありませんね。
「該当作品の絵柄は、編集部が率先して先生の絵柄に近しい方向へと誘導した結果のものであり」
と「花とゆめ」編集部が反省している通り、
編集部が無理矢理に種村有菜先生に似せるよう強制したように思えます。
花とゆめ 編集謝罪に世間の反応は？
花ゆめの「ロマンスとバトル」、トレスじゃなくて「種村有菜の絵で描こう」ってだけでこれ描けるの？？その才能と努力は別方向に向けるべきでは…。リアル中坊のころジャンヌ・ありなっちオタだったわたしから見てもすごいよこれ…？
— ヨル (@1377_k) 2019年7月5日
ロマンスとバトルそんなに似てる？こんな感じの絵いっぱいない？？
— りりこ (@sssesounnnnasi) 2019年7月5日
ロマンスとバトルの件、なんで編集はそんな指示したんだっていう。作者のもともとの絵が下手なのかと思ったら普通に種村有菜より上手いし(画力的な意味で)、ちゃんと魅力ある絵柄じゃん。種村絵なら売れるとでも思ったのか？？？今の時代じゃただのBBA絵やぞ…
— あまねさ (@amnfuu) 2019年7月5日
種村有菜先生の模写と噂される花とゆめの「ロマンスとバトル」話が面白そうなだけに絵を似せすぎたのが残念でならない
あんなに上手く似せられるなら独自の絵柄でも上手そうなものだけど— ℕℕℂℍℕ☪︎ (@U0u0U_o) 2019年7月5日
ロマンスとバトル、確かに種村先生と絵柄がめっちゃ似てたけど「影響を受けたのかな…」くらいの認識だった。編集者の誘導かよ。
— 伊藤とま (@E_TMA_) 2019年7月5日
ロマンスとバトルそんなに種村有菜に似てるかな、種村有菜全盛期の頃なんて似たような絵多かったと思うけど…
ていうか似せようとして描いてあんだけ上手く描けるの普通にすごいな— あとり (@atori_to) 2019年7月5日
ロマンスとバトルそんな似てる？「典型的少女漫画絵」の代表で種村有菜みたいな、って出ただけなのでは？ラレ元で全く同じ構図が出るならまだしもそれもないなしいし。
私はきらりんレボリューション思い出した— すいか (@nosi_nosi_) 2019年7月5日
ロマンスとバトルって、色んな絵柄を描ける作家さんによるキャラごとの作画の違いが楽しめる漫画で、主人公の描写は少女漫画の様式美というか、そういうネタなのかと思ってた。
— 梔子 (@gardenia_night) 2019年7月5日
ロマンスとバトルって、前にバズってたやつだよね？面白そうだったのにな。トレースじゃなくてもパクリになるんだね。
— maru○ (@suica0309) 2019年7月5日
花とゆめ 編集謝罪 おわりに
読者にはそこそこ好評で、
それほど気にしていない人もいました。
ただ編集部の方針で絵を似せたのは、
種村有菜先生、宇和野宙先生、両先生に失礼かと思いました。
宇和野宙先生はこれから頑張って欲しいと思います。
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