石井慧が抗議しました。
石井慧は柔道出身の格闘家ですね。
石井慧は格闘技の試合後、
怒り心頭で猛烈に抗議をしました。
いったい、なぜ怒っていたのかを解説します。
石井慧 戦績 弱いのか?強いのか?
石井慧「ミルコ選手は長所を伸ばしてくれた。柔道や寝技の自信はあるのでそこまで持っていく技術を磨いた。『練習と休養と栄養が欠かせない。王者になるには王者の練習をしなければいけない』と言われた。ヒース選手はPRIDE時代から見ていて光栄。試合が楽しみ。今年はリヴェンジの年にしたい pic.twitter.com/sZpfmEJh1O
— ゴング格闘技 (@GONG_KAKUTOGI) 2017年4月14日
石井慧(いしいさとし)は2008年の北京オリンピック柔道の100kg超級で、
金メダリストになりました。
その後、翌年に格闘家になりました。
石井慧は大きな試合、ビッグネームに負けているイメージがあり、
実際に吉田秀彦、ミルコ・クロコップに負けているせいか、
格闘家転向失敗では?と言う人もいます。
けれど格闘技戦績は、
28戦19勝8敗1分と
大きく勝ち越しているんですね。
石井慧 頭に膝蹴り食らう
HEAT 44 前日計量!
ヘビー級タイトルマッチ
ギブレイン vs 石井慧
ともに計量クリアー! pic.twitter.com/7sH9P2Qvgh
— ALIVE代表 鈴木陽一 (@aliveacademy) 2019年3月1日
今回、なぜ石井選手が試合後に怒ったのか、
それは相手の反則攻撃が原因でした。
今回のニュースは次のように伝えています。
格闘技イベント「HEAT 44」(3月2日 愛知・名古屋国際会議場イベントホール)
▼HEAT総合ルールヘビー級タイトルマッチ 5分5R
●カルリ・ギブレイン(ブラジル/BRAZILIAN THAI/王者)
一本 2R 3分54秒 ※V1アームロック
〇石井 慧(チームミルコ/SBCヘビー級王者/挑戦者)
※石井が新王座に就く。石井が日本でMMA(総合格闘技)の試合をするのは2017年4月の『RIZIN』でヒース・ヒーリングと戦って以来となる。
迎え撃つ王者ギブレインは2018年9月のHEATで、藤田和之を1RでKOしているイ・サンス(韓国)を3Rにパウンド連打によるTKOで破り王座を獲得。戦績は3勝無敗。今回が初防衛戦となる。
出典headlines.yahoo.co.jp
石井選手、試合には勝っていますね。
相手はHEATヘビー級王者で、新王者になっています。
石井選手が猛抗議したのは、
1Rのギブレイン選手の反則攻撃にありました。
1R、右ストレートを狙うギブレインに石井は一度左ボディストレートを放つと、2度目は同じタイミングでタックルに入る。テイクダウンを奪うとすぐに相手の頭をまたぎ、得意のアームロックの体勢に。ここでギブレインがヒザで石井の頭部を蹴ってしまい、寝技でのヒザ蹴り行為で反則の注意を受ける。
再開後、石井は顔面に鉄槌を入れつつアームロックを仕掛け続け、センタクバサミ(両足で相手の首を挟んで頸動脈を絞める技)も狙う。石井は横四方固めで抑え込みながら頭部にヒジ打ちとパンチを打ち続けた。
出典headlines.yahoo.co.jp
石井選手が寝技に入ってる所、
ギブレイン選手が石井選手の頭部に膝蹴りしています。
寝技中の蹴り攻撃は禁止されているため、
これは完全な反則です。
ましてや仮にも王者ですからね。
その後2Rで同じくアームロックで石井選手が勝利しました。
勝利したにもかかわらず、
石井選手は相手陣形に猛抗議、
ベルトとトロフィーに振り払っています。
石井慧 怒りの真相
石井慧選手キムラで一本 #heat pic.twitter.com/3Uo8PWTIBM
— tana kazushi (@NoMoneyNoCurry_) 2019年3月2日
反則に怒っているのはわかりますが、
なぜここまで怒るかというと、
その理由がちゃんとありました。
試合後の囲み取材には「KSW(3月23日、ポーランド)の試合に照準を合わせているのでそれに万全で行きたいというのがあった時に、アマじゃないんだから。ルール説明もあって日本語も流暢なのにあんなことしちゃダメですよ。あり得ないことですね」
出典headlines.yahoo.co.jp
つまり怒りの原因は、
来月に大きな試合があるので、
反則なんかで怪我をしたくない、
というものでした。
試合での怪我ならまだしも、
反則でダメージを食らったら、
バカみたいですからね。
特に頭部へのダメージは深刻ですよね。
石井慧の現在にファンは・・・
石井慧選手の現在の姿にファンの意見は、
わりと的確だと思います。
◆はっきり言って石井は強いと思う、イヤ強い!ただ柔道を辞めた時も、今の現状もハッキリ言ってマネージメントが下手くそ!もっと上手くやれば日本でもヘビー級が盛り上がる。格闘技を見る側は重量級の方がおもしろい。
ただ、石井のおつむが残念なだけ!
◆アンチが多いのは本人のキャラも含めて仕方ないことだと思います。ただ、日本の貴重なヘビー級の人材として、今更ですが大事に育って欲しいと思っています。KSWという世界的に見たら正直マイナーな団体だとは思いますが、そこで経験を積んで、いつかまたRIZINなど日本のメジャー団体に凱旋して貰いたいと思います。
確かに欲を言えば試合内容がもう少々派手になると嬉しいですね。
◆確か小川直也さんの言葉だったと思いますが。
「石井は強いしキャラも立ってるし、凄い素材なんだよね。ただ、次期が悪いって言うか、タイミングがね。自分で自分をプロモートしたいのは分かるんだ。でも、勢いでそれが出来る次期じゃないんだよね。PRIDEの全盛期だったら通用したんだろうけど、今は難しいんじゃないかな?ちゃんとしたマネージメントをしてくれる人なり事務所なりを見つけてかなきゃ、自分の良い時期を無駄にしちゃうし、それが勿体無いよね」って。
その時は「別にあんたが口を出す話じゃないよ?」くらいに思ったんですが。
今になると、当たってるんだなって。
石井選手、もっと大きな場所で、もっと大きなチャンスに恵まれてなきゃ、おかしいですからなぁ。
◆石井の強さを示す尺度が不明。
UFC等の著名な現役バリバリの格闘家と
戦い客観的な強さの尺度を示すべきだろう。
その事が結果的に石井の
客観的な強さを世界に示す絶好の機会になり
石井の格闘家としての地位と価値を高めることに
なるのだが、
石井の一連の格闘経歴は
意識的にメジャーな路線を
意識的に
避けている可能性を否定できないな。
一度でいいから
UFCでやるべきだろう。
現在、石井慧選手はマイナーな格闘技団体での出場が多く、
昔だったら日本のPRIDEに出ていれば良かったのでしょうが、
今はメジャー団体、UFCで活躍に出ないと、
本当の意味でメジャー格闘家とは言えない時代です。
石井慧が猛抗議で話題になるのではなく、
UFCで勝利!という記事をみたいのです。
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