横浜市反町にあるハドソン靴店は日本だけでなく海外からも注文が舞い込む人気の靴修理店です。創業者の佐藤正利から手製靴の技術を受け継ぎ、その技を追求しながらハドソン靴店を受け継ぎ経営していった村上塁。
お客様の細かい依頼に真摯にこたえていくうちに評判が評判を呼び人気の靴修理店となりました。そんなハドソン靴店の依頼内容や料金などをご紹介しますね。
ハドソン靴店の依頼内容とは?
村上塁氏が横浜市反町のハドソン靴店を継承して5年経過した後、商店街にはフランチャイズの靴リペア店ができました。本来、商売敵になるそのフランチャイズの靴リペア店でしたが、そこで修理できなかった靴がハドソン靴店にもちこまれるようになったのです。
そこで、村上氏が丁寧に修理することにより村上氏の腕が評判になり北海道はもとより四国や九州など関東圏以外の日本全国、はては海外からの依頼が舞い込む人気店となりました。
まず、村上氏は修理時にはお客様のご希望に合わせた素材選びや修理方法を確認し、耐久性を考慮したうえでお客様とよく話し合って修理方法を決定。
ソールも柔らかい素材や硬い素材があるのですが、お客様の足に合う素材がどれなのか履き心地や健康面に影響が出ないようによく考えて選ばれる模様。ソールが合わないと、せっかく修理しても早くすり減って再修理に出さなくてはいけなくなるからです。
ハドソン靴店に舞い込む修理の依頼内容のほとんどは、ほかの修理店で断られて行く当てがなくなっている靴がほとんど。その行き場のない靴の受け皿となり、村上氏が長いと2時間も打ち合わせをしてきちんと手作業で修理を施していきます。
注文内容はお客様にもよりますが複雑で半カラス仕上げのソールのエッジに合わせてコバの下ヅメを残す形でハーフラバーを貼るなど。
こうしたお客様の細かい要望に応えていった結果、料金は上がっていきましたが、注文はひきもきらさないような状態になっていったのです。
ハドソン靴店、気になる料金とは?
ハドソン靴店の修理は、すべて手仕事で行われます。それゆえ、一般的な靴の修理代金からみるとどうしてもお高くなってしまいます。
例えばオールソールの修理の場合は、40,000円~とかなりお高め。ハドソン靴店のオールソールの修理はそれのほぼ倍額となる80,000円~となっています。
ただし、修理の前の問診には長くて2時間もかけ、履く人の履き心地や健康も考慮したうえで修理しますので、修理代は高価でも満足のいく結果は期待できるでしょう。
他社では扱っていないようなラバーソールのパターンを型押ししたハドソン靴店独自のレザーソーるなどの底材は他社にも卸していたりするぐらいのこだわりぶり。高くてもお客様が全国、果ては海外から引きも切らさず依頼に訪れるのはその手仕事の丁寧さゆえでしょうね。
Youtubeにてハドソン靴店の村上塁さんを紹介している動画を見つけました。村上氏の仕事ぶりを知りたい方はぜひ、以下の動画をチェックしてみてくださいね。
ハドソン靴店の口コミ、評価とは?
修理代はオールソールで40,000円からとかなりお高めのハドソン靴店。高くてもお客様がどんどん依頼に訪れるのですからその技術は確かなものと考えられますが、巷の評判はどうなのでしょう。ここでは、ハドソン靴店の口コミや評判を探っていきますね。
イタリア製の靴を3か月待ち、50,000円支払って修理してもらった靴の出来栄えに満足し、10年は履いていたいとTwitterで口コミしている方も。良い靴を長い間大事に掃きたい人にとってハドソン靴店は救世主なのかもしれませんね。
20年前に購入したイタリア製のローファー。3カ月待って修理から返ってきた。左がビフォー、右がアフター。ツヤツヤ!5万円もかかったけど、思い出込みで、その価値のある作りの良い靴。あと10年は履きます! #ハドソン靴店 #靴修理 pic.twitter.com/0CvagjqMO0
— フナコシリエ (@natsulovesrie) September 14, 2018
チェーン店はオールソールでも仕上がりが雑だと嘆いている人に、ハドソン靴店は技術が確かだと教えてあげているツイートも。
チェーン系は技量に差があるので、大切な靴は横浜の「ハドソン靴店」でお願いしてます。
チェーン店より少し料金高めですが、技術は確かです。— たかひこ@謙虚 (@takahikonomura) May 1, 2018
ハドソン靴店に関していえば、Twitterではよい口コミのツイートばかりで特にネガティブな内容はない模様。修理代が高いという点が利用者のネックになているかもしれませんが、修理代が高くてもお客様が引きも切らせないということはそれだけ修理内容が信用のおけるお店だと言えるのかもしれませんね。
ハドソン靴店、アクセスと注文方法
ハドソン靴店には、注文の受付方法が記載されているホームページが存在します。
ハドソン靴店ホームページURL:
現在の納期は、オールソールが2~3か月、一般修理が2~3週間となっています。修理の受付は来店する場合であっても予約制なので、修理を依頼する場合は事前にハドソン靴店に電話して予約するのを忘れないようにしましょう。
郵送で修理を依頼する場合は、靴は必ず箱に入れて発送しましょう。送り主の氏名はフルネームでフリガナを忘れずに。箱の中には住所と携帯の電話番号を異彩した紙を入れておくように。さらに、希望する注文内容が記載されているお手紙を忘れずに添付しましょう。
ハドソン靴店の連絡先は神奈川県横浜市神奈川区松本町3-26-3。
電話番号は045-294-3162。
アクセスは反町駅から徒歩7分、三ッ沢下町駅から徒歩7分、横浜駅から徒歩20分となっています。
まとめ
情熱大陸でも紹介されたハドソン靴店の村上塁氏。その靴リペアの腕は日本でも世界でも折り紙付き。Twitterにもネガティブな口コミがないほど人気のハドソン靴店ですが、ネックといえばその修理代の高さぐらいでしょうか。
ですが、どんな注文にも真摯に答えてくれる技術力をもっているハドソン靴店なので、大事な靴を修理を重ねながら長く履きたい方にとって救世主ともいえるお店なのかもしれませんね。
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